午後の光景(ヒルスギノアリサマ)

生酔といさみの喧嘩

「いさみ」(仁侠風)が口を出す
座頭を冷やかす酔っ払いをたしなめる。

酔っ払いが、誰かれ構わず喧嘩を吹っかける。ちょうどそこに、「2日の初湯から大晦日の夜半まで、是計(これんばかし)もいざアいった事のねへ東子(あずまっこ)だ」と、言う”いさみ”が相手になる。
このべらんめえ言葉が、カッコよく決まるのが江戸っ子なのだろう。

私はいちいち調べる(カッコ悪い)

酔っ払いは周りにたしなめられ、ついには、寄ってたかって着物を着せられ湯屋から放り出される。出された後も、そばの子供たちに「ぼくねんじんヤイ」とはやしたてられる。

”いさみ”と”酔っ払い”を引き離す 湯屋の番頭と客たち

義太夫の師匠と弟子

義太夫稽古屋の師匠の衣装は 芝居の引き幕を寝巻きに直した、広幅の着物。引き幕を払い下げてもらって着物に仕立て直すことが、一般の町人にできたのかしらん

調べると、芝居の幕は主に「大丸」が作っていたらしい。

豊竹越前掾 竹本筑後掾の流派どちらで語るか?
流派の人が地名で呼ばれる 例えば塩町(3代竹本政太夫) 石町(初代竹本住太夫)先斗町(未詳だけれど人)鍋屋(豊竹麓太夫)など

義太夫の外題と流派が、次々と出てくるので、整理するのが難しい。

当時の芝居好きの人々にとっては、楽しみな会話であったのでしょう。

長唄などを習う男二人

長唄の練習の成果を試すために、歌を所望する

ここの話、富さんと金さんの会話

富さんが、最近「潮来」を聞かないから、ちと歌ってくれと頼むと、金さんが、「へん、そんな安いんじゃねえ。これでも大体銭をかけて習ったのだア」と
金さんは長唄を習っているらしいが、毎日6,70銭使い、湯屋に入って長唄を”さらう”らしい。

ハテ?この金さんは、誰か長唄を習っているのか?
もしかしたら、湯屋にいる長唄上手に習っているのか???
師匠の話は出てこないが、明日 杵屋の”さらい”が茶屋で、あると言う。

前出の義太夫といい長唄といい、江戸の湯屋は賑やかだったのでしょうねえ

今回で、【浮世風呂】前編 男湯 おしまい

冷えものでござい〜 冷えものでござい〜〜〜 



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