残すところあと2回
今回でほぼお話は決着がつき 次回はいろいろ伏線を回収する 思い出話なのだろうと思っていました
一橋治済 ついにやられました
史実とは違いますが、傀儡好きのお武家様はいろいろやらかして、視聴者としては許せない人物 このままでは済まされない感を煽っていましたからネ
そっくりさんは斎藤十郎兵衛 つまり阿波徳島藩主 蜂須賀家お抱えの能役者であり 東洲斎写楽で 今では間違いないとされています
柴野栗山先生は、蜂須賀家の侍講だったので、斎藤十郎兵衛を知っていたのだろう、だから初めて一橋治済をみて時に、ジロジロと治済を見ていた。
斎藤十郎兵衛と一橋治済を入れ替える作戦にでた 褌・松平定信
斎藤十郎兵衛がいたからこそ、曽我祭で治済を捕えることを考案できた
しかし、毒饅頭で失敗に終わる
蔦重が、斎藤十郎兵衛で 入れ替わることを承知しているのか?と尋ねると 定信と蜂須賀家藩主が話し合い 藩主からの命令 自分で逆らえるはずがないと・・・
本人にとっては、大変な役回り、主人の命令には逆らえぬ 主命としてこの方々に言われて、私には断れる訳がない 武家の魂だわ
蔦屋は定信に協力しているので危険が及ぶかもしれないと思い、奉公人を守るため、店を閉めていた
毒饅頭を食べたみの吉が倒れる、吐ききれていなかった様子
奉公人たちは、蔦屋にいたら、いつ毒饅頭を食べさせられるかもしれない、火付に合うかもしれない 皆怯え始める
みの吉が「うっかり毒饅頭を食わないですかね そいつ」と、床で言う
城内 治済は越中・定信に、白川の家中の者が芝居町で 食あたりで落命したそうな 風紀粛清・倹約を唱えていた家のものがこの有様とは 老中らも定信を攻める 治済は定信に隠居せよと、執拗に詰め寄る

定信は相当頭に来て、治済と差し違えるとまで、言い出す 定信役 目が真っ赤になってる
そこへ、蔦重が現れ、「毒饅頭を食わせる」のはどうか?と提案
饅頭を食わせられる唯一の人物は 上様だと進言する 蔦重
お鈴廊下では、「上様と添えば家基様に祟られる」と皆、怯えている
定信は清水家に毒饅頭共犯を頼みに行く 例の手袋を眺める清水重好
清水家当主・重好は 10代将軍家治の弟 家治の臨終にも立ち会い、子がいないのでお家の存続も心配している
11代将軍・家斉に 先代の家治の亡くなった場面を思い出してほしいと願う 清水重好
清水は先の公方様が夢枕に立つようになり公方様、西の丸様の無念を晴らすと、上様に話す
病を推して 上様に会いに来た清水重好 表向きは側室が亡くなったお悔やみ
そこへ治済が現れ、当家の家督について、越中守に勧められたと言ってしまう
「重好は夢かうつつかお分かりにならぬ様に・・・」
上様はかつて10代家治の壮絶な臨終の場面 同じ言葉を聞き 思い出す
長谷川平蔵は 大崎殺しの証を探っていた しかし確かな事は得られず、最後に傀儡好きの立派な鼻を持つお武家様と大崎と会ったのは蔦重だったと
蔦重は大崎が、写楽絵の代金を渡す時、釣りは入れないとは言うものの なかなか離さなかったことを思い出す これが大崎が残した、今までの治済の悪事が書かれた証であった
上様と柴野栗山
栗山が大崎の文を、上様に見せる
上様は、治済の悪事が書かれた文を読み、確かに大崎の「字」であると、そして大崎からではないにしても、父上・一橋治済の悪行を全て知っていたと
全て 10代将軍の臨終の場面を思い出した上様
実の父の悪行を知った 上様
「世はいかにすべきか?」と柴野栗山に問う
上様やっと、思い出してくれた
子供に対して家治の死の間際の名演技 お前の父は 悪い奴なんだぞと
悪事を止められるのは上様しかいない
思い出してくれて 良かった これで、これからの作戦の準備は整いました。
クライマックスです!
清水重好が、家督について相談したい 本来ならば伺うところを病ゆえ、清水家に来てほしいと頼んできた
清水邸 茶室 当主清水重好と 上様・家斉 傀儡好き・治済 が茶を楽しみながら今後の清水家について語らう予定
子のいない清水家 お家断絶は避けられ、一橋家から家斉の弟が家督を継ぐこととなる(史実では家斉の息子が継ぐ) 重好は茶をたてる
茶菓子は「きんつば」か? 饅頭ではないな
上様・家斉は茶菓子を食べ、いらないと警戒する治済の分まで平らげ、お茶もごくごくと召し上がる
それを見て、治済も安心して、茶を飲み 飲み干す
上様 バタリ
治済「まさか もろともに・・・」バタリ
お菓子と茶 両方に毒(ねむり薬)が入っていたのだろう
上様の食べっぷり、飲みっぷりに 治済も警戒を解いた
上様の頑張りました
それにしても、即効性のある ねむり薬 江戸時代にあったんだな〜(ドラマです)
私は毒を盛る その毒がねむり薬だとは思っていなくて 死に至らせる毒だと思い込んでいましたから、ドキドキでした
その後、治済と斎藤十郎兵衛が入れ替わる
治済は定信・長谷川平蔵らに 阿波の孤島に送られた
三浦と蔦重の会話
三浦「阿波の孤島に閉じ込める 殺さぬのか?」
蔦重「お武家様は平気なのかもしれませんが、私にはてめえが企んだことで人が死ぬってなあ」
「栗山先生はどれほど外道な親であっても、親殺しは大罪 義はあっても上様は大罪を犯すことになる それを仕掛けた私たちも外道に成り下がる」おっしゃってくれて
こんなわけで 毒はねむり薬なった
武家と町人の考え方の違い、そして儒者が知恵をくれた結果であった
治済が阿波に送られている頃
蔦屋耕書堂は営業再開 奉公人も安心できる
それにしても、治済が入れ替わらなければ、蔦屋耕書堂はずっと営業できなかったなんてひどいわ
白河へ戻る松平定信 一度来てみたかった耕書堂を訪ねる
上様を巻き込んだ そなたの考えは秀逸
本当は大好きな黄表紙
「春町は我が神 蔦屋耕書堂は神の集う社」
春町を自死に追い込んだことは 我政の唯一の不覚と話す
蔦重は「ご一緒出来て ようございました」
今後随時良き品を見繕いこまめに白河に送るよう 抜け目ない商人に一千両を取られたゆえ倹約せねばならぬ
大人買いする 定信 やっと来ることができて楽しそう
九郎助稲荷の説明
「この後 越中守様は白河にて民の暮らしの向上につとめ、その政は後の世にも大きな影響を与えました。同時に文化振興にもつとめ、自ら楽翁と名乗り 硬軟兼ね備えたオタクとしてもその名を歴史に残すこととなります」
私の 推しは「定信役の井上裕貴くん」でございます
松平定信を好きと言うなんて・・・信じられない べらぼう効果ですワ
治済は自分とそっくりな斎藤十郎兵衛のことを知っていたのか?知らなかったのでしょう 知っていたら自分の利益のために利用しただろうな〜
wikiによると
十郎兵衛 宝暦13年(1763年) – 文政3年3月7日(1820年4月19日)
一橋治済 宝暦元(1751年) 文政10年2月27日(12月27日)
この差はどうする?そっかあ 十郎兵衛が亡くなったら、阿波の孤島にいる本物を呼び寄せる もう歳だし、色々考えただろうし悪事もできなくなっているでしょう
今まで11代将軍・家斉は子沢山のイメージしか無い 実の父にこれ程悩んでいたとはなあ
斎藤十郎兵衛がいなくなれば、写楽もいなくなる 歌麿を中心に皆で作り上げた写楽だけれど、いなくなるから写楽は十郎兵衛になったの?
来週 本物治済がどうなってるか?知りたい



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