天明4年
飢饉による流人が江戸に集まってくる 米の値が下がらない
幕府は米の値を下げることに必死 日本橋も道の流人たちを見てどうにかしなければなら合いと幕府に献策を持ちかける
誰袖と意知の行方は?
佐野家 佐野政言の恨みを煽るように誰か(治済の影か?)が動く 佐野政言の段々と募らせる田沼親子への怒り うーーーむ
どこが主軸なのか? あちこちに話が動く 田沼親子と佐野親子 誰袖が絡み 蝦夷が根底にある 分かりやすい、けれど 分かりにくい
一橋治済邸
松前家当主・松前道廣 島津重豪 そして松前家家老・松前廣年が 治済の前にひれ伏して、蝦夷地の上知を取りやめてほしいと哀願する
一橋治済は蝦夷地のことは知らなかった様子で、不機嫌
治済は松前道廣 松前廣年から 意知が花魁・誰袖を使って蝦夷の抜荷について詳しく聞き出したのでしょう
田沼を陥れるきっかけを見つけた治済 平穏そうな顔で 不気味な治済
下がらない米の値 飢饉から江戸へ流人が集まる
米穀売買勝手次第 (しばらくの間は誰でも米を売って良い)の御触は効果なく、米価は下がらず、どんと下がったのは田沼の評判ばかり
飢饉のため諸国からの流人が江戸に入ってくる
田沼意知と誰袖はラブマンス中
松前兄弟には蝦夷 上知のことは知られていないと思い込んでいる
吉原では米穀売買勝手次第(へっこき次第と洒落られていた)へっこき次第で景気のいい連中で繁盛 逆に売られてくる子が増えていた
大文字屋は誰袖の身請話が心配で蔦重に田沼さまの市中の評判を聞きにくる 「私腹を肥やして、女をあげて まるで悪の権化みたいでさぁ」 大文字屋は誰袖の身請話は、米値が下がって評判が持ち直せば誰袖が身請されるはずだった これはもう当分お預け無しになるだろうと
その話を耳にした てい は蔦重に米値を下げるよう 日本橋話し合えば良い、町からお上に献策をするのは日本橋らしいと提案する
ていを見つめる歌麿 なんだろう?
さすがだな〜と思っているのか?嫉妬心か?
蔦重は日本橋の旦那衆を集め皆で考えた策を田沼意次に持っていく
吉原の親父様の会合から日本橋旦那衆の集まり 蔦重出世
献策案は「御公儀が米を買い入れ、それを仕入れ値で市中に売ることで値を下げる」
意知は武家が商売をするようなことは、公儀が受け入れないであろう そもそも武士は金の話商いの話をするのは御法度だと考えている
しかし 蔦重は商いではなく政だと諭す
もう一つ 誰袖の身請してほしいと頼む すると意知はすでに手を打っており、土山宗次郎の名で身請する手筈になっていると言う
「表向きは土山の妾ということになるが、それでも良いと思ってくれるならば受けてほしい」との手紙を読む誰袖


老中と若年寄の評定で 大阪の奉行所が悪質な米問屋を投獄し20万両の米を召し上げたとの報告がある(若年寄は評定に参加することが出来るの???)
意知はここぞと、蔦重からの献策案をぶつける
召し上げた米を公儀が安く買取、市中に払い下げことを提案 「飢えに苦しむ民を救い、世を救うための政とお考えいただけぬでしょうか 天下の御政道のためにどうかっ」
意知の必死の説得 意次はやるな〜コイツという目
評定所から笑顔で退出する 意次と意知
田沼親子を見つめる 佐野政言
大阪の買占米のうち6万石を公儀が買い取ることになった 田沼邸では、意次意知親子
印旛沼の干拓が待たれる 蝦夷でも米が作れると良いと語り合う
佐野家
佐野政言の父 政豊が田沼屋敷を訪れ「系図を返せ」と意次に迫る 意次はなんのことかわからずにいると、息子政言が現れて 惚けていると詫びる
意次が池にポチャンとしてしまった「系図」である
政言を引き立ててほしいと意次に頼むと 若年寄から引き立てよと命じられる
意知は佐野政言に将軍の狩りの供を命じる
その話を廊下で聞く 一橋治済 これはこれは・・・

狩りの場で 政言は雁を射抜いたと主張したが、その雁は林の中を探しても見つからなかった 菅笠をかぶる黒羽織の男有り
意知は政言に将軍の前で手柄を立てる機会を作ってくれた そして一緒に射抜いたはずの雁を探してくれた
後に佐野家に武士が訪れ、佐野の矢で射られた雁を見せる

クレジットにあった「丈右衛門だった男」役名だけでミステリー
源内先生を死に至らしめたあの丈右衛門 煙草屋から火事 そして鉄砲で撃たれる人物
これ わからないんですが・・・
顔を確かめると、狩り場にいた黒羽織の男は「丈右衛門だった男」
蝦夷地調査に行っている平秩東作は煙草屋?鉄砲は松前?丈右衛門は一橋の一味
うーーーん 一橋
評定所から田沼親子が笑顔で出てくる場面 政言は周りから 意次が米の値をあげ私腹を肥やし、吉原通いをしているとの噂を耳にする
佐野屋敷 春 庭には綱吉公から賜った桜の木がある 子供の頃から見事な桜を咲かせていたが、今年は花をつけない なぜ咲かぬと父に殴られる政言
桜が咲かぬと、錆びた刀を振り回す 父・政豊 九人目にやっと生まれた跡取り 幼き日桜の下で父から「そなたが来てくれれば我家は安泰じゃ そながの働きで佐野の桜はますます咲き誇ろう」と懐古する
前に政言の矢で射抜かれた雁を持ってきた奴 「丈右衛門だった男」が再び現れ
田沼は系図をなきものにしたとの噂
田沼の桜 意次が神社に寄進した桜は見事に花を咲かせている あれは佐野様の桜ではありませぬか 系図を田沼家に持って行った時に一緒に桜を田沼に渡したことを思い出す徐々に「丈右衛門だった男」の噂話に、自分の不甲斐なさを重ねていく政言
田沼に対する不審が募る 父は桜に「咲け〜」と切り掛かる
何故 こうも違うのかの 政言の怒りはついに決意に変わる
「私が咲かせてご覧に入れましょう」
誰袖と政言
武家の女性姿で大文字屋を去ろうとしていた誰袖
歌麿が記念の錦絵をプレゼントしてくれた
幸せいっぱいの誰袖
田沼憎しに変貌した 佐野政言
田沼意知を中心に 明暗を分ける二人のように見える

意知を含め 3人とも踊らされているだけなのに
佐野政言の心情を あちこちから描かれていた 意知を信じ慕っていた気持ちからの変貌
親子なのに こうも違う自分と意知
狩りの時の菅笠に黒羽織の男 佐野家に訪れて噂を吹き込んだ男は「丈右衛門だった男」であった
丈右衛門の仕事 佐野政言を操る 一橋の思い通りに運んでいるのかしら 怖い怖い
政言が、切り付けるところで終わった今回 来週は選挙でお休みでございます
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