べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」22回『小生、酒上不埒にて』

天明3年のお話

花雲助と花魁「誰袖」とが、松前藩の抜荷の証を求めて間者になろうとする

一方、扱い難い、筆折る宣言した恋川春町を朋誠堂喜三二まーさんと歌麿 蔦重が説得する ついに蔦重忘年会で「へっぴり芸」を披露する

ドラマに出てくる出版物を参考に、天明3年と推定 
もしかしたら 天明2年なのかもしれない
来週判明するでしょう
天明3年7月には浅間山が噴火します 4月5月6月と兆候が見えていた、 飢饉もあった ドラマでは触れられていませんでした 政治パートでは重要な災害だと思うのですが・・・

吉原で誰袖が「松前から聞いたことをお知らせできる」と迫り、花雲助は「しくじればどうなるやもしれぬ、よしておけ女だてらに間者など」 と・・・意知は松前藩の情報を流す代わりに身請けしてほしいと言う誰袖の申し出を断る

意知と土山宗次郎は、抜荷の絵図を探すために、平秩東作を上方へ送る 
気になったので年齢を見る (数えで表示)

田沼意次  55
田沼意知  35
平秩東作  56
土山宗次郎 44
蔦屋重三郎 34

意知と蔦重はほぼ同年齢 平秩東作は源内先生と同年代で結構なお年 

蔦重は誰袖に呼び出され 青本を書いているからと言いつつ「抜荷の証」について聞く そこに、松前藩家老の座敷がかかり誰袖は飛びついて座敷に出る

松前藩家老 松前廣道 ひょうろくという芸人が大河に出ると話題になっていたけれど、私は全然知らない

家老は自分で自由になる金はなく、年に一度の商人の接待で吉原へやってきた 家老をしながら絵を学んでいるという
誰袖に手を取られ目も口もパクパクしてました  良い表情でした

土山宗次郎は田沼屋敷で意知に 誰袖からの手紙とオロシア産の琥珀の腕飾りを差し出す

意知は大文字屋 誰袖を尋ね 琥珀の腕飾りだけでは抜荷の証にはならない
花雲助「間者ごっこはやめにしておけ」
誰袖「弟君に蝦夷を通さぬ抜荷をやらせてみては?」
弟・廣道は自由になる金がない様子だった 見受けしてくれるなら話をすすめる 
花雲助「この話はそなたが思うより、きな臭い」
誰袖「吉原は日々が戦でござりんす 騙し合い駆け引き修羅場 わっちの日々はきな臭いことだらけ」
田沼意知と名乗り「見事抜荷の証を立てられた暁には落籍痛そう」

まんまと誰袖にやられてしまう、意知
史実では、土山宗次郎が誰袖を見受けするけれど、もしかしたら意知が見受けするの???でもその前に、刺殺されちゃうのかしらん

春町先生 筆を折る宣言してから10日後、蔦重は春町を訪ね 朋誠堂喜三二作「長生見度記」の絵付けを依頼、新作も頼んでみたが、春町は応じなかった まだスネてる感じ

歌麿に代わりに絵付けを依頼、歌麿は喜三二と春町を訪ね、春町の「無題記」を元に書いたから許可をもらいに 歌麿は春町風に絵付けをすることの許可をと考えた。

歌麿「春町先生の絵が好き」
喜三二「皆、お前のやることが好きなんだよ 誰もが面白えから真似したくなる」

春町は喜三二・歌麿とともに耕書堂を訪れ、蔦重に詫びようとするが、蔦重が言葉を遮り、「ウチで書いてください、皮肉屋の春町として」

春町は作り文字「廓𦽳費字盡(サトノバカムラムダジヅクシ)」の構想を話す
蔦重はそれを吉原がらみの皮肉の効いた春町文字にしてほしい

そこから、春町の吉原内で取材が始まる

金編に死 野暮
金編に生 通
金編に無 息子
金編に番 親父

面白くなってくる 春町先生

年の瀬 蔦重は世話になった人たちを耕書堂に招き 忘年会

絵師・戯作者・彫師たちを周り、お礼の挨拶をする 細見で敵対していた本屋の忠五郎が仲間に加わっていた

この忘年会の面々凄い、売れっ子たちの集まり、業師の集まり、こんな場所から新しいアイアイディア 作品が作り出されていくのでしょうなあ〜

政演「こっち(廓𦽳費字盡)が良かった」
喜三二は春町に、政演と話すよう促す
春町「いつか廓𦽳費字盡のおっ被せを作ってくれ もっと深く、もっとうがった目で見た、そなた政演の費字盡(ムダジヅクシ)が読みたい」
春町先生もわだかまりがなくなり、政演とも仲直り

宴もたけなわ、次郎兵衛にいさん三味線で現れる ジャジャーーン いつも良い所を持っていく次郎兵衛兄さん

恋川春町先生登場

源内先生「放屁論」へっぴり男 花咲男登場

「烏帽着る 人真似猿の尻笑い 赤恥歌の 腰も折り助」

お見事でした この役者さん素晴らしい〜パチパチパチ

忘年会も終わり、皆々を大文字屋に送り込む 蔦重
吉原に送り込むあたり、招待者にとっては当たり前のフルコースだったのでしょうな

 

 

雪がちらつく中 花雲助が店から出てくるのに出くわす

九郎助稲荷 花雲助は田沼意次の息子であることを明かした

蝦夷地を上地して天領にして、幕府を揺るぎない中央の府にする計画を話す

「最後に源内殿も口にしておったお頃みだ、どうだ そなたも仲間に加わらぬか」



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