今回は 往来物の新しい販路を開拓 田沼意次の相良お国入りの回で、 戯作者や絵師たちが登場せず、おとなしめでした。
今回から新しい章に入るとのことでオープニングが変わりました ラストに動画を貼り付けます
歌舞伎の影響か?蔦重の人気は鰻登り
安永9年正月 蔦重は10冊の新刊を一挙刊行
もはや、客は吉原のついでではなく、『耕書堂』あるいは蔦重めがけてやって来る
新之助が源内の参りのために江戸へ、源内先生のツテである村で百姓となる
おふく(うつせみ)と、仲良く暮らしている様子 良かった良かった
村人に頼まれて往来物を買って帰ると聞く蔦重
新之助が百姓という時 蔦重もおでこをペチペチと叩くのは?百姓風の髷のことを指しているの???

ピンときた蔦重 往来物の新しい販路を考える
往来物は、地方では市中の本屋の流れにはかぶらない
そして、一度 往来物の版を作れば何年も使用することができる
*越後の庄屋 長谷川様 耕作往来
*信濃の豪商 熊野屋様 商売往来
*吉原の手習師匠 女用文千歳姫松
蔦重は吉原で遊ぶ地方の有力者を紹介してもらい、教えを乞う
目的は内容に関することをではなく、本づくりに関わること、そうすれば自慢したくなるし勧めたくなる それぞれ自分の関わった本が出来上がると嬉しく思い、売ろうと考えるようになる
彫師四五六に圧力をかけてきた、江戸市中の本屋たち 「耕書堂耕の仕事は受けるな、受けるなら江戸の本屋の仕事は回さない」と脅されていた

彫師・四五六 吉原で紹介されて往来物の本づくりに関わった地方の有力者たちは、皆出来上がった本を娘のように愛おしく思い、自慢したいし薦めたい。
これこそが、蔦重の思い通りの展開、往来物は江戸市中の本屋の販路とは別物だし、何年も同じ板木を使える 青本赤本などの様に流行に左右されずに、安定した収入を得ることができる
誰袖でてきました これから大活躍するはず
桜の美しい仲の町
やたら蔦重にまとわりつく、かおりが成長して花魁「誰袖」になる
よく 躾けていた、大文字屋の遣手”志げ”までも、手なづけていました
大文字屋が倒れてましたが、大丈夫なのかしらん
田沼のお国入りは 安永9年4月
家重の時代宝暦8年に相良に1万石を与えられた
安永8年にお城が完成 田沼は足軽から城持ち大名に成り上がったのであります 初めてのお国入りでありました
源内先生の教えの通りに、ロウ・ハゼを育成し殖産興業に取り組み 街道(田沼街道)や港を整える
まず、民が潤うことを優先した 領内での政は上手く行っていた
お殿様に食べてもらいたいと、鰹を持参する領民たちが、物語っている
相良の政のように、幕閣内も自分の手の内の者たちで人事を固めようとする田沼
佐野に系図の件でチクチク言われている、田沼意知は焦って、佐野にお役を与えてほしいと哀願するも、意次は意に介さない
意知暗殺への伏線でしょうな〜

将軍家治の息子家基が急死依頼世継ぎの話題が急務となってくる
清水重好(家治の弟)一橋治済 の御三卿 共に将軍に将軍職に難色を示す
合わせて尾張・紀伊・水戸の御三家にも将軍を継げる男子がいないことが判明
大奥高岳は上様に、亡き御台様に似ている つる子を献上
上様はまんざらでもない様子
お囃子の流れる中 治済が「ひとりぼっちは寂しいのう」不気味な場面がやたら似合う治済・斗真くん
江戸市中本屋の会合
蔦重は市中には往来物は売り先は広がらず、騙されるのは田舎もんだけと笑いながら話していた
丸谷小兵衛が登場
「上得意だった手習の師匠たちをごっそり持っていかれました これからは師匠仲間の作った物を使いたい」つまりは蔦重の作った物を使うと
江戸の本屋たちは、自分たちも危うくなるのではと 心配する
鶴屋喜右衛門
「とにかく、作者、得意先 絵師 戯作者が向こうに流れぬようにしてください」
蔦重は一人で、江戸市中本屋を切り崩そうと脅かしていた いいぞ〜〜〜!!!
耕書堂内で 駿河屋女将家”ふじ”と話す蔦重
北川豊章
重政風の豊章・春章風の豊章・湖竜斎風の豊章
唐丸と話したことを思い出す蔦重
唐丸は歌麿でしたネ 年齢的なことをどう表現するのか?
来週 唐丸の素性も明らかになりそう
予告見ましたが、展開が物凄そうです ついていけるか?
新しい章に突入した「べらぼう」変化したオープニング