黄表紙を読む『無筆説用似字尽』むひつせつようにたじづくし

『無筆説用似字尽』曲亭馬琴 寛政9年 鶴屋喜右衛門

コロナ禍から続く、妙齢おばさまたちの、江戸本を読む zoom勉強会
今回は『無筆説用似字尽』曲亭馬琴
無筆の人にもわかる似た字の辞書(説用)みたいなもの との題名

うーーーーむ 馬琴先生
本人曰く たいそう評判になり大売れしたそうな…
「面白くない」「オチが無い」「無理して面白くしようとしている」ひどい言いようの、令和のおばさま方

今まで、次の読む題材を決めて、3人で、分けて音読 その後わからない事や疑問を話すんだけど、各々のパートを音読しても無言…チョロチョロと話をして、結局「べらぼう」話になる
これは3人手間同時に勝手に話し始め、笑う

寛政9年 蔦重が亡くなった年 寛政の改革は落ち着き明和年間の馬鹿げた狂歌騒ぎも10年前 時代は変わろうとしている時だったのかも この黄表紙が好評を得たのは、その時代でないとわからない事象もあったのかも、しれませぬ
フジテレビ問題も、その時代でないと理解できないかもと…

次回は、ちょっと戻って 山東京伝作・画 『江戸生艶気樺焼』明和5年 蔦重出版
楽しそうであります



◆◇◆記事を読んだご感想をお聞かせください◆◇◆
  • 素晴らしい (0)
  • 役に立った (0)
  • いいね (0)
  • マダム好き (0)
  • つまんない (0)

コメントを残す