三本柱
*朋誠堂喜三二の素性がわかる
*吉原俄祭り 雀踊り対決 『明月余情』
*うつせみ と新之助の逃避行
朋誠堂喜三二 素性がわかる
朋誠堂喜三二と恋川春町 仲良し
黄表紙(青本と言ってる)も2人で出している作品多い
恩義があって、春町は、鱗形屋の肩を持ってました
喜三二は「おもしれーこと言ってくるんだよな 蔦重ってのは」
蔦重の魅力に取り憑かれている様子です
今後 どのように蔦重に傾いていくのか 鱗形屋の没落もあるのでしょうけれど・・・
鱗形屋が「喜三二大明神様」と拝む場面
鱗形屋愛之助は歌舞伎口調でてました 来週大変なことになりそう
勝川春章と北尾重政も 仲良し
俄祭り 一緒にいました
源内先生を訪ねて、俄祭りのの話を面白おかしく書いてもらおうと画策した蔦重 源内はエレキテルに夢中で朋誠堂喜三二に書いてもらえと言う
そこで朋誠堂喜三二の素性がわかる
喜三二は、吉原で戯号が知られてしまうことにとても敏感になっていました、実際本当にそうだったのだろうか?一般の人々には分からなかったのでしょう
ドラマってすごい こんな感じだったのだろうと 納得してしまった
エレキテルって、本当にドラマのようにテキトーに見せ物や器量器具として扱われていたらしい、源内は江戸検で勉強していた時のエレキテルのイメージと違ってきた(笑)
源内は千賀道有先生のお屋敷でエレキテルの営業をしてた
千賀道有って、聞いたこあるぞ
田沼意次が可愛がっていた側室の養父だああああ
ここで 政治部門ちょっぴり出してきた
しきりに「どうだろうまあ」と言ってた喜三二
安 永六年冬『娼妃地理記』を蔦屋から道陀楼麻阿(どうだろう まあ)の戯号で出版
安 永六年了酉八月士口日(奥付) 『明月余情』
つまり、俄祭りが終わった 冬には道陀楼麻阿(どうだろう まあ)の名前で蔦重から出版していました。
吉原俄祭り 雀踊り対決 『明月余情』
若木屋と大文字屋の対決 吉原「俄」祭りの始まり始まり
富本豊前太夫も登場して、 俄祭り 本当に楽しそう
禿や新造たちも楽しかったのでは???
西村屋の『青楼俄狂言』磯田湖竜斎(画)錦絵 に対抗して『明月余情』
勝川春章の筆が冴えてます、ドラマ的に、勝川春章の敵対心を持ち上げて、俄祭りが始まってから、『明月余情』を春章に頼んで書き上げてもらう
すごい演出脚本でございます
オープニングでは、花柳 藤間 坂東等々 いっぱいの人々の名がありました
演者も稽古大変だったろうな〜
本当に熱気が伝わってくる『明月余情』




終了後の紀行で 大文字屋市兵衛が載ってると言ってました
大文字屋市兵衛と若木屋与八が、雀踊りを1か月踊り続け、最後は花笠と扇を交換して讃えあう
よくある、喧嘩の後の仲直りでした
大文字屋市兵衛 伊藤淳史君どうしてもチビノリダーを思い出す
それでも、いい感じの演技です
狂言名 加保茶 元成 安永9年没 ドラマでは位等チビノリダーがそのまま2代目も演じるのではないでしょうか
うつせみ と新之助の愛の逃避行
「祭りに神隠しはつきものでござんす」と うつせみの背中を押す花魁「松の井」
今後 二人を描く場面があるのでしょうか?
お腹の帯を隠すために花笠?
吉原にいる一般庶民は皆後ろに帯を結んでいた
着替える暇もなかったから帯も豪華な花魁の帯を結んでいたのでしょう
無粋ですが、うつせみは 足抜け発覚の際、折檻だけで済んだのでしょうか?河岸見世なんぞに格落ちしたんじゃないか?と思っていたのですが、松葉屋で花魁を続けていられたのね
冒頭、松平定信は「金々先生」にすっかりハマってました
蔦重の朋誠堂喜三二や勝川春章に対して 一緒に楽しい仕事していこうゼ的な感じをかもし出していました、それが蔦重の才能なのでしょう
今後、もっといろんな人を巻き込んで、やんやと成功していく姿を見せてくれるのでしょうねえ
来週は 傀儡師・治済でてきます
色々事件もありそう
「べらぼう」目が離せません