月一江戸勉強会 充真院[海陸返り咲きことはの手拍子]

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海陸返り咲きことはの手拍子(内藤充真院)後1回で終了予定 6月で終わります

本日は 慶応元年 5月13日〜5月18日までを 音読してわからないところを 充真院と変わらぬ年齢のおばちゃん3人で あーーだーーこーーだーーと話しました。

よく分からないところは、充真院様の書き間違いか?出版側の起こし間違いか???と・・・(酷いもんです)

今回の回は、ちょうど幕末 将軍家茂が第2次長州征伐のため3度目の上洛 5月16日に江戸を立っています。
充真院一向は 延岡港を3月15日に発ち、海路で大阪に4月13日に着き
4月22日に大阪の屋敷を発ち、陸路で、江戸には、5月27日に到着

充真院は5月13日に 東海道 日坂・金谷・島田・藤枝
5月14日 岡部・丸子・府中・江尻・興津・由比・蒲原・吉原・沼津と 進んでいます。

幕府からは「むやみに東海道をを旅行するな」とのお触れが出て、延岡江戸藩邸と充真院の一行には手紙のやりとりが頻繁にあった様子です。

この前提説明が大変なのですが、要は沼津宿で、大混乱 家茂一向が三島まで来ている様子 そしてそれに関連するお付きの人たちも大勢その間に、お茶壺道中があり、公家衆のお通りもある、

そのために、沼津宿の本陣脇本陣と泊まることができず、その地周辺の寺(泊まらせてもらう)もなかなか見つからない

そして、それら一向とは、鉢合わせにならないように避けなければならない

家茂一向の中には、主に旗本が動員された様子 身分の低い人達も兵賦(幕府が直に集めた軍役(兵賦の年齢は17歳から45歳までとされ、年季は5年、身分は最下層ながら、武士に準ずるものとされ、脇差の帯刀を許された。)wikiより)柄の悪い人たちがウロウロしていたと言う

もうてんやわんやの、充真院一向の周りの人たち、

おばちゃん3人は、この1日だけでも、ドラマにできそうだと話しておりました。

コロナ禍から始まった勉強会の推移は以下

勉強会の推移

  <<勉強会 週一>>
・春告鳥(為永春水) 2020.4~9
・浮世風呂(式亭三馬)2020.9~2021.4
・東海道中膝栗毛(十返舎一九)2021.9~2021.10
・遊子方言(田舎老人多田爺)2021.10
・甲駅新話(大田南畝)2021.11
・古契三娼(山東京伝)2021.11
・傾城買四十八手(山東京伝)2021.12
・繁千話(山東京伝)2021.12
・浮世床(式亭三馬) 2022.1~3
・折たく柴の記(新井白石) 2022.4〜2022.10
   <<勉強会 月一になる>>
・五十三次眠りの合いの手 (内藤充真院)2022.12.14 〜8.4
・小紋雅話 山東京伝 2023.9.8〜10.
・海陸返り咲きことはの手拍子(内藤充真院)2023.11~2024.6



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