三遊亭吉窓師匠 今日も行ってきました〜
大人の休日倶楽部 神田教室
毎回、一応 外題の予習をしていくのですが、今回は予習の時間が取れず、行きの電車の中で wikiであらすじを確認しただけ
高座前の講座w
*魯山人 狂歌2つ紹介
蜀山人に涼しいものはと聞くと
「庭に水、新し畳、伊予すだれ、透綾ちぢみに、色白の髱」
対極的に 暑いものはと聞くと
「西日さす九尺二間にふとっちょの、背中(せな)で子が泣く 飯(まま)が焦げつく」
改めて、検索すると、蜀山人のこの狂歌が「青菜」のマクラとして使われるらしい。蜀山人とは太田南畝先生であります。さすがですな〜南畝先生www
小さん師匠が このマクラを話すし出すと「青菜」だと、わかるそうです。
*隠し言葉 符牒の説明
噺家 羽織(だるま) 扇子(かぜ)手拭い(マンダラ)客(きん)
1.へい 平
2.引き 引両紋(ひきりょうもん)
3.やま 山サン
4.ささき 佐々木信濃守 四つ目紋
5.かたこ 片手
6.さなだ 六文銭
7.たぬま 田沼意次 七曜紋
8.やはた 八幡様
9.きわ 最後の土俵際
こんな噺家の符牒の説明
*柳影 (直し)の説明
みりん1 :焼酎2 の割合 甘口の 冷酒
*弁慶
奥方「鞍馬から牛若丸が出でまして、名も九郎判官(くろうほうがん)」『青菜は食べてしまってありません』
亭主「ああ、義経にしておこう」 『よし』
これを 植木屋が長屋で、大工相手にやったところ
奥方「鞍馬から牛若丸が出でまして、名も九郎判官義経」
植木屋「弁慶にしておけ」
弁慶は義経に忠誠を尽くす家来 義経はお大尽(スポンサー)
自分では払わず 奢りで飲み食いする人を弁慶というそうな
京阪地方の遊廓にて幇間、即ちたいこもちのことをいふ。又「とりまき」或は「やりて」のことをもいふ。〔花柳語〕
京阪地方の遊廓にて幇間、即ちたいこもちのことをいふ。又「とりまき」或は「やりて」のことをもいふ。
京阪の遊廓で幇間、とりまき、やりてなどのことをいふ。
京阪地方の遊廓で幇間つまりたいこもちのことをいう。又は、「とりまき」「やりて」のこともいう。〔花柳界〕
お客にお供してご馳走やご祝儀にありつく芸人。たかり。落語「船弁慶」に“お前みたいに年中人に従いていて、ただで酒を飲まして貰うてるさかい、皆がお前のことを弁慶はん弁慶はんと云うのや”。寛政六年刊行の香具屋先生著「虚実柳巷方言(きようじつさとなまり)」の下に「坂町にては」で、弁慶ハ藤川店 菊八、八兵衛八十八、藤八。「堀江は」弁慶ハ梶店、のせ八、三八、弥吉、土来。兵金 桐太夫、善七、卯吉、大八。として載つている。大阪方言事典によると「べんけえ」、昔、遊里で幇間、又は、取巻のことを称した。大尽客のことを「ほうがん」と呼んだのに対し、九郎判官にはつきものだと云うところから、弁慶と洒落たものである。流行の「社用族」はこの弁慶としてはゴールド弁慶であらねばならぬ。
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