忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段

前評判ばかりが耳に入る

「すごく良かった」と言う声を聞く

足の痛みは、少し良くなりましたが、おとなしくする必要があるので、【忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段】前後編を見ました。

芝居小屋の様子、役者階級、よくわかります。

稲荷町から名題への出世 嫌がらせすごいわ

奈落にいる狐の化身コン太夫、身投げをする仲蔵を助けた浪人 所々にコミカルな部分もあり楽しめる。

蕎麦屋に雨宿りに来た浪人の立ち振る舞いに、仲蔵がヒントを得たのは講談も同じだった

上白石萌音さんの三味線・端唄・かっぽれ、笑顔だけが取り柄の役者さんじゃあないですね 若いのに奥深い芸をお持ちです

蕎麦屋の女将 名取裕子綺麗だったな〜

勘九郎、時折見せる父上の面影が印象的、七之助もさすがの演技でございました。

歌舞伎を中心とするドラマに、歌舞伎役者と歌舞伎の経験のない俳優陣が共演する、見たことのないドラマでした。

時代背景が時折語られて、わかりやすく構成されていました。

年末と言えば忠臣蔵が定番だった、今の時代忠臣蔵をやってもうけない

中村仲蔵が定番だった斧定九郎を新しい工夫で変えた

ドラマとしても軌道の変化を感じました。

中村勘九郎としてとても良い作品になったと思います、よかったね〜〜〜

この画像はwikiに出ていたもの、一代中村仲蔵の斧定九郎 勝川春章の浮世絵です

よく見ると扇の形に筋が入っています、扇絵ですね 説明書き入り

一、此(この)扇の儀、地紙(じがみ)なりに切りぬき、折筋の通りに御折被レ成(おんおりなされ)候はば、さいづちにてたゝき候て、上下をそろへ、長(ながさ)が六寸に切(きり)、御有合(おんありあわせ)の古ほねにてもうらのかたより片面に付け被レ成候へば、早速の御間に合ひ御持(おんもち)扇(おうぎ)と相成(あいなり)申候。絵柄色々追(おつ)て出板仕(つかまつり)候。尤(もつとも)、御屏風、襖(ふすま)の張りまぜにも相成り申候。御求可レ被レ下(くださるべく)候。

版元 岩戸屋源八

意訳すると・・・
この扇の絵を 切り抜いて おり目の印のあるところで しっかり
折り目をいれて 上下をそろえて 六寸の長さに裁断してください。
それを ありあわせの扇の上から張って 使用してください。
絵柄は この役者だけではなく いろいろ取り揃えていますし
扇子だけではなく 屏風や襖などへ張っていただいてもお楽しみ
いただけます。

                            岩戸屋源八商店

https://ameblo.jp/peo-momozo/entry-12263899441.html

だそうです。



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