28章
短い章
お中 実は武家男子・忠之丞
お玉 梅里の妹 いづれ婿をとり梅里の店を継ぎ 梅里は楽隠居したい。
お熊の家に匿われているお中、梅里さんが病気のため預けられているお玉
つまり2人はお熊の家の居候
2人2Fでの会話
お熊の家の2F お中(左)お玉(右)
注
詞書:「お玉忠之丞奇縁をむすぶ」
忠之丞の手にある本は表紙の体裁から人情本とおぼしく、1編3冊あて貸本屋から借り出したものと見ていい
29回
お玉はお中に惹かれている。
先殿の愛妾との色おh々を、お中は何もなかったとお玉に説明
お玉が信じない
ここでのやりとり・・・いろいろ・・・
玉「ホホホホホ それだっても、アレ
忠「身ぶるひするほど私をお嫌ひのかえ
玉「イイエふるへるほど嬉しうございますは
忠「急度左様かへ
玉「アレサ、マアお待被成(おまちなさい)ヨ 実にお前さんの心はかはりませんネ
忠「しれた事春告鳥29回’
(解説には”あぶな絵風“の関節描写とあります。)
この会話のあと、軒端の風鈴が二人の久ひざ元に落ちる
そして、お玉のべっ甲のかんざしが折れる
江戸時代 16歳同士の恋の始まり
キャーーーーーー
3人のおばちゃんたち大騒ぎ(勉強会メンバー3人)
一人で読んでいたら、サラッと読み進んでいたかもしれません。
楽しいわ~勉強会(笑)