『明智光秀』早乙女貢著読了

緊急事態宣言が発令される直前
浦和駅北口に直結する、蔦屋書店で 『明智光秀』早乙女貢著 を購入

2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』主人公
歴史の定説を覆す
伝奇長編の傑作
という、帯に魅せられた。


 

半分を読み終わった所で、「本能寺の変」
後半部分、何が書かれているのか???

読了でござる。

明智光秀=天海僧正 説 でありました。

山崎の戦い
本能寺で信長を襲撃した光秀が、備中高松城の攻城戦から引き返してきた秀吉に敗れる
ここから、南光坊天海になっていく。

最後、大阪冬の陣・夏の陣終わりまで、関ヶ原 春日の局・家康
すべて、天海の思惑にのっとって進められたと・・・

光秀は文武両道 築城・軍学・故実式目・歌道・仏道を極めた知識人であった。
下層民の家からの成り上がり秀吉とは真逆

大坂の陣で豊臣家を滅ぼすことに執着する天海は僧侶 仏門の身とはかけ離れている気がしたのは私だけだろうか?
光秀生存に生涯を狂わされた、堀隼人正

ラスト
比叡山 松禅院に 
慶長二十年奉寄進願主光秀
と掘られた 石灯籠が今もあると・・・・(確認していません)
慶長二十年は大阪夏の陣が終わった年。

ロマンです(笑)

大河『麒麟がくる』楽しみにしています。



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