1月に神田松之丞 通し講談に通って以来の講談。
紀伊国屋ホールでの独演会行って来ました。
メインはご存知「中村仲蔵」なのですが、お楽しみの前高座「芝居の喧嘩」「雷電の初土俵」も面白かった。
「芝居の喧嘩」幡随院長兵衛と水野十郎左衛門の喧嘩の話。子分達、芝居見物の観客まで巻き込んでてんやわんや大騒ぎの喧嘩騒動w
話の中で、芝居の席の座布団は今で言うチケット。「半畳」と呼ばれ、半畳改が回って来て座布団の有る無しを改める。座布団をどこの茶屋から買ったのか?いちいち聞いてまわる。座布団の無いものは、「伝法」と言われる無賃者。この「伝法」が喧嘩の発端になる。
(調べると、幡随院長兵衛と水野十郎左衛門の話は、実話ですか、芝居の喧嘩はどうもフィクションの様であります)
明日NHK21:00〜のニュースウオッチ9の枠で、「神田松之丞」放送される様です。マダム映っているかもよ〜www
—————以下 大辞林より—————
はんじょう【半畳】
①畳の一畳の半分。「畳━ぐらいの広さ」
②江戸時代、劇場の土間で観客の用いたござ。また、それを売る雑役係。
③「半畳を入れる」から転じて、相手をからかったりやじったりすること。また、その言葉。「高見の見物で━を云つてゐられる/社会百面相魯庵」。
でんぼう【伝法】〔「でんぽう」とも〕
[一](名)
①仏教で師から弟子へと仏の教えを伝えること。
②〔江戸時代、浅草伝法院の奴が寺の威光を頼んで乱暴な振る舞いをしたことから〕見世物や劇場などに無銭で押し入ること。「読売や大道売の━をして/滑稽本・浮世床2」
[二](名・形動)[文]ナリ
①悪ずれして荒っぽい言動をする・こと(さま)。そのような人をもいう。「━な男」
②勇み肌であること。いなせなこと。また、そのさま。そのような人をもいう。多く女がいきがって、男のような言動をすることをいう。「━な口をきく」
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松之丞氏がよく談志師匠の話をする。
談志の落語「芝居の喧嘩」
落語と講談やっぱり違いますワ