わっしょい本P.96
幕末所社会不安
異国船の接近が頻発した幕末、天保の改革の失敗もあり、江戸の町は不況となる。
漠然とした社会不安の中、嘉永2年(1849)前出の翁稲荷、内藤新宿正受院の奪衣婆像、そして両国回向院で出開帳されたお竹如来が流行神となった。
奪衣婆 翁稲荷 お竹如来 3人の錦絵がないものか?と探したところ ありましたが、閲覧のみのようです。
リンクで飛んで見てきてください<m(__)m>
http://ukiyoe.univie.ac.at/karikaturen/img_edited/Ky_datsueba_odori_25082006_094519.jpg
「稲荷拳」 歌川国芳
ウィーン大学東アジア研究所FWFプロジェクト「錦絵の諷刺画1842-1905」データーベースより
http://ukiyoe.univie.ac.at/karikaturen/img_edited/jisanbasanken_24082006_165411.jpg
「じいさんばあさんあねさん りう行拳」歌川国芳
ウィーン大学東アジア研究所FWFプロジェクト「錦絵の諷刺画1842-1905」データーベースより
2つとも 奪衣婆 翁稲荷 お竹如来 3人で登場
「稲荷拳」
お竹如来の三味線で奪衣婆と翁稲荷が踊っている
詞書は「三国拳」の替え歌
「じいさんばあさん りう行拳」
同じく 詞書は「三国拳」の替え歌
当時流行した「三国拳」という拳遊びを3人で楽しそうに興じている
3人の流行神と一緒に三国拳も相当はやったのでしょうね
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