六阿弥陀完全制覇! 2015/06/15
それぞれのお寺の説明等々は 六阿弥陀でググると出てきます。
六阿弥陀の縁起 【江戸学辞典】より
縁起には豊島左衛門「の娘足立姫が姑にいびられたすえ沼田川に身を投げ、5人の腰元もそのあとを追った。その供養のため六阿弥陀を左衛門が刻んだというものであるが、各本尊は1本の木から6体に分けて作ったともいう。ともあれ。手甲脚絆に身を固め、鈴をならしながら荒川ぞいに6里の道を歩く行事であり、昭和の初めころまでにぎわった。
常楽院別当は、上野不忍池のところ 東天紅の裏側にあります。
どこのお寺様も梅雨時期にお庭の手入れをなされていて、植木屋さんが入っていました。
無量寺は特に細やかな美しいお庭だな~と思っていたところ女性の住職様が出ていらっしゃいました。御朱印をお願いしたところ 御朱印帳と一緒に飴を3つくださいました。(心遣いとても嬉しかったデス)
西福寺の御坊様は「頑張っていますね、今日だけで随分回ったのですね」とお話ししてくださいました。
結局歩いたのは
上野から出発してグルッと 町屋まで ここから亀戸まで電車に乗りました。
最初は余裕でしたので上野公園の周りをまわって鴎外温泉なんてあるんだ~と
譲国院にお参りしました。
夕焼けだんだん コロッケ食べようか?の誘惑には負けず 飛鳥山へ~
これ以後、余裕なくなりました。
お昼お蕎麦食べようと思っていたのですが、なかなか見つからず・・・
豊島区から江東区にはいる隅田川の手前 デニーズをやっと見つけてランチ
おおよそ 25kくらい歩きました。
計画通りだと20.5k ハーフマラソンの距離なのでできると思ったのですがね~
江戸検 今年のお題「祭りだわっしょい!」になって 七福神 六地蔵 五不動 六阿弥陀
なんでも良いから1つは歩いてみたいと思っていました。
1つ達成できました。
御朱印をもらっていない場所 そして木余りと呼ばれる 末木で作られ阿弥陀のある2つのお寺にお参りして完璧になります。
ほこりにまみれ 汗だく ベトベト そして冷房にまだ慣れていない身体に直撃のクーラー
江戸人はこの工程を行楽としてお参りしていた、健脚です。
さぁて 今度はどこにしようか???
過ごしやすい季節 やはりお彼岸あたりがいいでしょうね やはり江戸の先人の知恵は あなどれませぬ。
家まで帰る元気を出すため kioskでチョコレートを買いました、帰りの電車内で食べましたデスw
大したもんだ。
御利益が沢山ありますように。
悪代官
江戸はちょっと昔だけど、繋がっていて見ることができる物が
行ける場所にあるのが 一番の魅力です。
御利益あるように精進します。
マダム
亀戸の常光寺だけポツンと離れていて、ここまで歩いて回るのは大変ですから、電車を使って正解だったと思います!
歩くのが得意だった江戸時代でさえ次のような川柳がある「六阿弥陀巡り」ですから、江戸時代でもすべて廻るのは大変だったのだと思います。
『六阿弥陀みんな廻るは鬼婆』
『鬼婆』になれなくてよかったですね。
夢見る獏様
川柳調べました。ありがとうございます、勉強になりました。
「六あみだみんな廻るは鬼ばばあ」
「あしたに道を聞く六あみだ婆あ連」
「木あまりを入れて婆あは七あみだ」
「六あみだ嫁の噂のいいはじめ」
嫁の悪口を言いながらお参りする、婆たちのお彼岸イベントだったようですね。
「四五番で腰のふらつく六あみだ」←コレ本当です(笑)
[…] 六阿弥陀参り その2(実行編) […]