4/18 江戸楽アカデミー 江戸を学ぶ “基礎の基礎”徹底学習講座
浦井祥子(徳川林政史研究所)先生
参加してきました。
江戸の時刻について、詳しくは解明されていないようです。
時刻のことだけでも 少ない資料の中から、これほど遡り手繰り寄せていける。江戸って奥深い〜とさらに思いました。
今まで勉強してきたボンヤリした概念が先生のお話を聞いていてそう間違っていなかったことに、内心ニンマリ
・定時法 不定時法
・なぜ「四つ時」から「九つ時」なのか?
・様々な時計(日時計 水時計 香盤時計 櫓時計)
・時の鐘につて
・将軍の周りの時刻について
勉強になりました。
【一刻を争う】
一刻とは2時間位と思っていましたが、一刻を争うとはとても急いでいる感じがあります。この場合の一刻は100刻割の一刻 14分ほどの事をさすそうです。
こく 1【刻】
①(「剋」とも書く)陰暦で用いられた時間の単位。水時計(=漏刻)の刻み目に由来する。㋐一昼夜を12分し,それに十二支を配した時間。「子ねの刻」などという。定時法では昼夜の別なく12等分するが,不定時法では昼夜を別々に6等分するため,季節により一刻の長さが一定でない。民間では多く後者が用いられた。一刻をさらに4分して「辰たつの一刻」「丑うし三つ」などといい,また一刻を3分して上・中・下を区別し,「寅とらの上刻」「卯うの下刻」などと称した。
㋑一昼夜を一〇〇刻に分けた時間。定時法では昼夜を100等分するが,不定時法では春分・秋分で昼夜各五〇刻,夏至には昼六〇刻,夜四〇刻,冬至にはその逆となる。
②きざむこと。彫ること。「名人の━になる彫像」
大辞林 第三版
フムフム また一つお利口になりました。
午前中江戸楽アカデミー 午後から 「江戸検散歩 神田祭を学ぶ」に参加 江戸に浸った1日になりました。
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