心を病んだ 若き藩主北見重興がクーデターの末、五香苑に押し込めとなる。
死者の魂を呼び出す「御霊繰(みたまくり)」の技を操る一族
御庭番の役目である 北見藩「陰廻」 明野領「狭間」の対比
乱心の根源である、隠居した重興の多重人格
5代藩主北見成興の闇
神隠しにあう子供
五香苑に働く心温まる人たち
御霊繰の末裔だった 元作事方組頭の娘 各務(かがみ)多紀
妖術を操る 狭間の父娘
隠居した6代藩主北見重興の病を治癒するために、五香苑の人々が動き、謎が解かれていく。
江戸時代 架空の下野北見藩に起こる お家騒動と妖術使いと多重人格
宮部みゆきの世界
江戸時代それも 宝永7年徳川家宣の治世、不思議に思えることもあり、現代では多重人格という言葉を知っているが、当時ではわけのわからない世界だったのだろう。
家事の隙間、電車移動、上中下一気読みでございました。
来年の誓いを考えつつ、2019年静かに終わります。
10月からブログ毎日更新を決めました。
ポツポツと抜けましたが、ご愛嬌と思っています。
今年最後の投稿になります。
来年も良い年になりますように・・・
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