べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」45回 『その名は写楽』

七つ星の龍の話に期待を込めて、指定の場所に行った蔦重
そこには、老中を罷免された松平定信他、悪党・一橋治済を成敗すると集まったものたち
源内先生を生きているという噂を市中に広め、世間を騒がせるようにという指示

春町先生を自害に追い込んだことを考えると協力する気にはなれないが、侍たちは蔦重を囲み 定信に「すでに関わっておる」と、脅される

耕書堂に帰って おていさんに相談 もう逃げ場がないのであれば「蔦屋重三郎らしい うんとふざけた騒ぎになさってはいかがでしょう・・・・・」

おていさん 流石です

寛政5年 10月 江戸三座は風紀粛清・倹約奨励により大きな打撃を受け、経営困難に 三座全てが控え櫓 この三座とも控え櫓の時期に写楽が登場したことって、重要だと思っている
NHK入れてきたことは偉いぞ!

蕎麦屋で、千太(平蔵の子分)に出会、蔦重は長谷川平蔵らが元大奥勤めの大崎を探していることを知る。葵小僧の事件 葵小僧の装束一式 芝居町の衣装屋に頼んだらしい、お武家様のことをよく知る女性 大崎らしき人だったと・・・

大崎が絡むとなると、ますます一橋治済が怪しいと思う蔦重 
以前の知り合い 役者・門之助と遭遇
「曽我祭」が開かれることを知る 通りで役者が総踊り 役者の素の顔が見られる

蔦重は、源内が描いた蘭画風役者絵を作ることを考える

蔦重は朋誠堂喜三二 大田南畝 北尾政演 北尾重政 北尾正美 到来三和 宿屋飯盛 戯作者。狂歌師 絵師を招いた

大田南畝は次期 学問吟味に向けて忙しいと言いながら 楽しそう

「写楽」登場?

役者絵を描くことを報告に松平定信邸へ行く蔦重
定信の同意を得て、あのしみったれのふんどし守・定信からかかりをふんだくった

その後、絵師たちは、蔦重の求める蘭画ふう 役者絵を描くがどれもダメ出しが出る 形のないものを伝えることは難しく 蔦重も絵師たちも行き詰まってしまう

一方 将軍家斉 一橋定信から男子を産むよう 迫られる

老中たちに、「大奥にもっと金を入れよ 一橋の血脈で日の本を染め上げる」と言われ、やっと一橋治済の恐ろしさに気がついた様子

着々と一橋治済の計略は進む、「清水家がそろそろ空きそう」と将軍に伝える 恐ろしや治済 結果的には将軍家御三卿全て 一橋治済の血筋となる

大奥では 将軍家斉の子が育たぬのは、家基様の祟りではないかとの噂
そこへ、長谷川平蔵から大崎が一橋家に奉公したいと言ってくる

大崎は葵小僧の一件以来 尼になり身を隠していたそうな
一橋治済が葵小僧にも関わってた 提灯を持っていたのは伏線だったのね
高岳 田沼の残党 御三家 葵小僧の毒牙にかかった商家 越中守 などかから探られている気がすると大崎は言う
治済はそれは、守ってやらねば・・・と
怖いですね〜

歌麿は本屋たちからの要求がただ、歌麿という名を求めているように感じる 蔦重は歌麿の絵に何を求めるか 真剣に考えてくれていたことを思い出す

おていさんは蔦重の思い悩む姿を見て 出来上がった「歌撰恋之部」を届けにいく
これは蔦重からの恋文にございます

「歌撰恋之部」の作られた時の細部にわたるまでの逸話 出家するとまで言ったおていさん それにも歌麿の心は動かなかった

「見たい」

おていさんの、心の叫びに 歌麿は響いたと思う

一橋治済 対 松平定信ら悪党を征伐する面々
対立を明確にして、よく仕立てられていると思います 蔦重は抜けることもできず関わり合っていく
史実ではないにせよ、一橋治済をやっつけてくれることを期待してしまいます

おていさんの演技 素晴らしい 四角四面な感じ、本屋としての矜持 立ち居振る舞い 腹の底から声を出す 真に迫る演技 「あまちゃん」の頃からすごく成長している役者さんだあ〜と感じてます

これから 写楽の役者絵が出てくるのかと思います
現代に至って謎の絵師として有名になったけれども、当時は売れなかった様子
曽我祭 で 源内先生の書いたらしい 写楽の絵がバカ売れするのでしょうか?

阿波の能役者 斉藤十郎兵衛という説が一般的だそうだが、あえて、絵師たちが作り上げた人物として描かれるらしい

そもそも、詳細については記録が残っていない、それは誰もが知っていた人物だから残しておくほどのことでもないということで、残っていない

本当に不思議な人物 物語の先が気になります



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