どうしても見たかった、近所の映画館では終わってしまったので、
東劇行ってきました。
近松門左衛門作 人形浄瑠璃から歌舞伎に 世話物
松本幸四郎 2018年7月に大阪・大阪松竹座 襲名披露公演で上演された作品
松本幸四郎 色っぽかった。素敵でした。
与兵衛の悪ぶり、放蕩三昧、目に余る悪党
継父 実母 妹にも手を上げ、最後には世話になった同業油屋の女房お吉を金欲しさに殺してしまう。
どうしようもない奴
なのに、色っぽい表情をみせる。
究極の心情を表す姿が妖艶に見えてしまうのだろう。
シネマ歌舞伎は舞台と違い、見せ所をアップにしてくれたり、音響もバッチリ
油のしたたる音 ヌメヌメと滑る油
殺陣シーンも迫力満点
はたして、舞台をみたらこの感覚を受け取ることができただろうか???
この演技を1ヶ月間毎日演ずる歌舞伎役者は相当な体力と精神力が必要
歌舞伎役者が早死する。わけがコレなのかもしれない。
東劇から有楽町まで歩く
途中 歌舞伎座前 俺のベーカリーで【香】食パンを買う。
以前から気になっていたパン屋
13:00頃ウロウロしていたわけだけれど、
1人だったし、ランチしないで 急いで家に帰り【香】を食べました。
旨し!
東劇の映画館の逆側に、試写室がある。エレベーターホールで、往年の女優さんと遭遇。
お年を召したとはいえ、お美しい姿、思わずニッコリして頭を下げて挨拶してしまいました。向こうは私のことを知らないにもかかわらず、微笑んでくださいました。慣れていらっしゃるのでしょう。