歌舞伎『雷神不動北山櫻』二幕目

團菊祭五月大歌舞伎 『雷神不動北山櫻』二幕目を見てきました。

先日の 浮世絵講座で『毛抜』のお話を聞いて是非見に行きたいと思っていました。

古文書塾てらこや 特別講座「浮世絵を読む」第3回

最近 月一歌舞伎で映像で歌舞伎を見ていて 幕見の豆粒はチョット・・・できるならちゃんとした席を取ってみたいと思いましたが、もう千秋楽ちかいし ちょうど歌舞伎座裏の画廊に用事もあるし

ということで 久しぶりの幕見

なんと2幕目11:15からの並び 1番前でしたが、係のおにいさんによると立ち見とのこと。

うえーーーーん 立ち見かあ〜

仕方ないけれど 1番前だからなんとかなるかも・・・と思って並びました。

結局 座ることができました それも結構良い席です。

幕見席は90席あります。全員が2幕目まで見ると90番の私も立ち見になります。

案内のおねえさんが、親切に空いている席に誘導してくださいました。

海老蔵効果なのでしょうね 幕見まで大入りでございました。

海老蔵は
鳴神上人
粂寺弾正
早雲王子
安倍清行
不動明王 の5役を演じます。

幕見は1幕集中してみることができるのが吉

前日から寝不足に加え、気候・気温の変化による体調の調整が難しい今日このごろ

歌舞伎の後の予定もあったので 座れて良かったデス

私のみたかった『毛抜』は本筋とは外れたところなわけですが、

雲の絶間姫の髪の毛が逆立つ奇妙な病気が強力な磁石だったことを暴く 粂寺弾正。

大きな毛抜が踊ります(差し金で踊らせる)

姫の髪が逆立つのをどうするのか?と思ったら 黒いボサボサの髪らしきものを差し金の先につけて簪の上でひらひらさせる。

真面目に演じるおかしさ BL的場面もありました。

成田屋の粂寺弾正だけが着ることのできる衣装もバッチリ オペラグラスで確認。

ふうむ 本来の目的は達成しました。近くで見たいけれど 幕見でも十分堪能できました。

もっともっと 歌舞伎を理解できるようになりたい〜と思うマダムでございます。



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