【江戸塾 第1回】
古典浄瑠璃 新内節 岡本紋弥が語る
「三味線の腑分(ふわけ) ―ご禁制による江戸の音文化」
銀座シックス 蔦屋 3000円也
いやー第一回だから行っててみて今後を決めようと、お試し参加でしたが
良かった〜
江戸文化についての小話を色々と挟み込み、三味線の逆腑分け(解体してある三味線を組み立てて行く)
三味線の素材、扱い、始末 細やかなデリケートな楽器である事。
三味線の棹等素材(象牙、鼈甲、花りん、紅木など)は、江戸時代より前から江戸時代を含め、中国・ベトナムから輸入されていた。
つまり鎖国などなかったのであ〜ると・・・
遊里の話、新内節のときにかぶる手ぬぐいの形、
遊女が弾いていたであろう三味線の節
北斎の「雀の踊り」を例に挙げ、絵画・彫刻など空間は絵に描けるけれど、音曲など時間は描くことができないと
説明してくださいました。
新内節を聞かせていただけるのかと思ったらとんでもない、楽しいおしゃべりでした。
新内節(しんないぶし)は、鶴賀新内が始めた浄瑠璃の一流派。浄瑠璃の豊後節から派生したが、舞台から離れ、花街などの流し(門付け)として発展していったのが特徴。哀調のある節にのせて哀しい女性の人生を歌いあげる新内節は、遊里の女性たちに大いに受け、隆盛を極めた。
江戸浄瑠璃の例に漏れず、初期には歌舞伎の伴奏音楽として用いられたこともあるが、早く素浄瑠璃に変化し、さらに「流し」と呼ばれる独特の形式を生むにいたった。吉原を中心に街頭を一枚一挺で流す新内節は、その情緒纏綿たる語り口、遊女の心情をきめこまかに描いた曲の内容から、江戸情緒を代表する庶民的な音楽として知られるところである。wikiより
講座の前に調べて行ったのですが、どうもイメージが湧かなかった、
新内節の流しの形態、節は聞かせてもらえなかったけれど、姿は実演してくださいました。
姿を見せていただくとフーーームと思えます。
学者先生や 俳優さんもいらしていました。
存分に勉強させて頂きました。
こんなこととでもないと いかない銀座シックス
屋上 【靍護稲荷
1929年(昭和4年)2月18日に松坂屋銀座店屋上に分霊を遷座、2017年(平成29年)4月20日、「GINZA SIX」オープンと共に屋上にて遷座されました。銀座ナビより