江戸検終わって何やら、気持ちと身体が分離している感があり、なかなか立ち直れなかったのですが、そろそろ始動しなればと、日比谷カレッジに参戦してきました。
12月14日
永江朗・いとうせいこうが語る 本から読み解く近代史~日本の時代をつくった本たち~
江戸とはあまり関係ないですが、いとうせいこう様は仏像はもちろんですが、江戸にいたくお詳しいので期待しておりました。
暗くなってからの日比谷公園は、怖いデスWWW
永江先生監修の「本から読み解く近代史」を参照しながら、話をすすめる。
幕末から明治になると出世が人々のステータスになる、江戸では『家』があったので出世は現実的には万人の意識にはなかった。現代の若者には出世は望む人は皆無であろうと・・・
雑誌BIG tomorrow(まさに立身出世のマネー本)の廃刊から話は始まりました。
戦争に絡め 日清日露 太平洋戦争 そしてベトナム戦争の時にどんな本が出版されたかをメインに話されました。
ウーームさすがに博学だ、そして話術に引き込まれる。
主に明治期からのお話ですが、本ができ始めたのは室町時代、明治期の基礎になったのはやはり江戸の文化 戯作や講談から発生している。
本の歴史や、作家の生原稿と製本された本との少しの息遣いの違い・・・知らないことばかりでした。
お二人とも出版関係の前職から、楽しい横道話。
平成は 吉本ばななに始まり、今年 「うんこドリル」「90歳何がめでたい」で終わろうとしていると・・・
佐藤愛子「90歳何がめでたい」は母から図書館にリクエストしてくれと頼まれ、リクエストしたのでありますが、予約人数1000人超え 2年以上はかかるとのこと。
クリスマスプレゼントに母に贈ったばかりでした。
この対談 またお願いしたいデス(熱望)
[…] 先日 日比谷文化図書館にいとうせいこうのトークイベントに参加した。 […]