高杉晋作 作と言われている 都々逸
「三千世界の鴉を殺し 主と朝寝がしてみたい」
いろんな解釈があるようですが、私は下記の解釈が好き
「三千世界の鴉を殺し」というのは、朝になると烏がガァーガァー鳴くのでうるさくて寝ていられないから殺してしまうというのではありません。遊女は、お客を繋ぎとめるために「貴男だけが本命だから、他の客に体を許しても心は許さないことをことを誓う」という旨を書いた起請文(誓約書)を客に渡しますが、そこはプロですから金づるになりそうな客にはむやみにばら撒きます。この起請文は、熊野神社の護符の裏に書くのが決まりですが、書かれた誓いを破れば熊野の神の使姫たる烏が三羽死ぬということになっています。ということで、歌の文句は『今まで数限りない男と起請文を書いてきたあたし(遊女)が貴方(=ぬし)と寝ることで、世界中の鴉が死んでしまうことになってしまおうとも、それでも今だけは本当に愛している貴方と一緒に朝まで寝ていたい』という意味なのです。
幕末の志士 高杉晋作も愛した!これぞ江戸の心意気、今こそ知りたい都々逸(どどいつ)名作選
(注)添寝という説もあり
遊女にこんな言葉を言われたら嬉しいでしょうね〜
こんな都々逸を作ったらしい 高杉晋作の粋になんだかLOVEなマダムです。
マダム 様
てっきり烏の鳴くのがうるさいから殺して、ゆっくり好いた人と
朝寝がしたいのだと思っておりました。
やはりマダムのブログはいつでも読む価値があるものだとつくづく感じ入りました。
これからもいつも読み続ける本郷の主殿
本郷の主殿さま
朝寝と添寝どっち?の疑問から調べ始めました。
諸説あり〜 歴史は後から解釈が加えられたり、最初の意図する所と違ったり…
でも、裏事情とか背景を知っているとより深く広く自分の中で展開できますデス。そんな風にワタシハナリタイ(宮沢賢治風w)
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遊女の誠はどこに?神罰をも恐れない吉原遊女の客人を落とすテクニック
起請文 「三千世界の鴉を殺し…」都々逸のこと書いてありました。
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