*その1
富士山噴火と浅間山噴火 宝暦治水の お金について
富士山噴火 | 宝永4(1707) | 諸国高役金 48万8800両集め6万両復興に使われる。 (荻原重秀) |
宝暦治水 | 宝暦3(1753) | 薩摩藩 40万両 うち22万両大阪商人借入 (平田靱負) |
浅間山噴火 | 天明3(1783) | 熊本藩 御手伝普請 22万両 (負担は領内緒人百姓 身分制度変革) |
こう見ると どんなに 薩摩藩の負担が大きかったかが分かる。
諸国高役金 石高100石につき2両を全国の国々から集めた額 48万両
薩摩藩 1藩で40万両出資 平田靱負殿のお気持ちを察しまする。
幕府が全国から集めた額と同じくらいの額を1つの藩で出資
大阪商人に借金をつくり 大変な思いをして大名手伝普請
実に理不尽な将軍の命令であった 辛いよね~
*その2
疫病のところで ジェンナーの牛痘接種についてじゃなくて
筑前国秋月藩の藩医・緒方春朔によって広められた人痘接種 について
以前に読んだ『秋月記』葉室麟(著) に出てきた~~~とほくそ笑んでおりました。
宝暦治水のお話『孤愁の岸』(講談社文庫) 杉本 苑子 (著) リンクしておきます。