あづいです。
諸々のお疲れか?昨晩は18時に行き倒れて、朝まで爆睡
おかげで十分睡眠時間とれました。
あいかわらず 『わっしょい!』本読んでいます。最近飽きてきました(覚えてないくせに・・・)
本中「春夏秋冬の行事」と巻末資料「江戸の主な祭礼と歳時」を比較してみていると
どうも1年に2度あるものが気になったので表にしてみました。
閻魔参り | 1/16 | 7/16 | |
薮入り | 1/16 | 7/16 | |
26夜待ち | 1/26 | 7/26 | 徐々に気候の良い7月が盛んになる |
恵比須講の市 | 1/19 | 10/19 | べったら市(べったら漬け) 腐れ市 掛鯛 |
恵比須講 | 1/20 | 10/20 | 江戸では10月のほうが盛ん |
2日灸 | 2/2 | 8/2 | |
事始め | 2/8 | 12/8 | |
三社権現祭礼 | 3/18 | 6/15 | |
浅草蓑市 | 3/19 | 12/19 | 3月隔年で三社祭がないときは18日 |
◆◇◆恵比須講◆◇◆
主人が地唄舞の初おさらい会のときに「十日戎(とうかえびす)」を舞いました。
でーー10日恵比須って10日にやるんじゃ???と思って調べたところ
関西では10日が多く 江戸では20日に多いらしい。(マダム調べ)
江戸では20日恵比須
◆◇◆三社権現祭礼◆◇◆
■15日?18日?
『わっしょい!』本では 3/15日になっています。p.51
で、東都歳時記を見たところ
三月十八日 同祭礼の当日なり(ただし丑・卯・巳・未・酉・亥の年隔年に行ふ。・・・)
東都歳時記より
浅草寺HP 年中行事 本尊示現会
明治の神仏分離以後、5月の行事に変更された「三社祭」が以前は3月18日を中心とした祭であった。
浅草寺HPより
示現会 3月18日行ったデスw
浅草蓑市が3/18 浅草三社祭があるときは3/19に行われた。
「わっしょい!」本 三社祭は3/18 のほうが良いのでは???
■6月15日
巻末資料「江戸の主な祭礼と歳時」には
種蒔 肩揃 鳥馬口 蹴合 の4番の田楽を奉納 (P.156)
○浅草三社権現祭礼(今日未刻(午後2時ごろ))、田楽踊りあり。5人の舞人、烏帽子・直垂を着し、色々の面を被り、騎馬に手先に立ち、次の神事舞太夫の頭田村何がし、烏帽子・狩衣にて幣を持ち付き添ひ、次に田楽の舞人、拍板(びんざさら)持ち三人、笛吹一人太鼓打ち二人、いづれも絹笠を冠る。
東都歳時記より
どうも6月15日 は田楽中心の祭礼だった様子。
下部 引用は現在の浅草神社ひんざさら
浅草神社のびんざさら あさくさじんじゃのびんざさら
浅草神社のびんざさらは、毎年5月の3日間にわたる浅草神社例大祭(三社祭)の初日に奉納される芸能である。びんざさらは小さな多数の木片を糸でつな ぎ、その両端を操作して音を出す楽器で、これを鳴らしつつ舞うびんざさら役3名のほか、摺太鼓役2名、笛役、大太鼓役各1名、獅子6名(うち2名は介添え 役)によって演じられる。
内容は獅子舞とびんざさら舞に大別され、前者は「雌獅子舞【めじしまい】」「雄獅子舞【おじしまい】」「雌雄獅子舞 【つるみししまい】」の3演目、後者は「種蒔【たねまき】」「肩揃【かたぞろえ】」「鳥馬口【ちょうまぐち】」「蹴合【けあい】」の4演目から成る。獅子 舞は、雌雄の獅子が東西南北を清める舞とされる。びんざさら舞は、びんざさら役と摺太鼓役がそれぞれ縦1列に並んだ2列縦隊のかたちを基本とし、演目に よって、演奏しつつ円形を組んで回ったり、接近と後退を繰り返したりと隊形を変えながら舞われる。
本件は、雌雄2頭による獅子舞及びびんざさら 舞を中心とする田楽から構成される芸能であり、千束地区に居住する浅草神社の氏子によって伝承されてきた。かつて平安時代から鎌倉時代にかけて流行した田 楽法師による田楽芸が、神社祭礼のなかで定着したものと考えられ、獅子舞が付随する点や、びんざさら舞で用いられる摺太鼓【すりだいこ】の独特な打ち方に も特色がある。(文化遺産データベースより)
年に二度あるのはいいけれど、半年ごととか定義性を持たせてほしいと勝手に思うw
旧暦の関連もあって祭の日についてはあれこれいろんな説あり。
それにしても 神様たくさんいるな~
それにしても、マダムがんばるな~。それにしても、よくこれだけ書き込むな~。
掛鯛って、こういうものだったのですね!ちょっと不気味…と言ったら、バチが当たるかなぁ~。
つゆくさ様
掛鯛ってはじめてみました。
知らないことばかりですわ~
えびす講に行けば見られるようですが、地方によってはお正月飾りにするようです。
ご無沙汰しております。「わっしょい」本の『浅草三社権現祭礼が3/15日』は校正ミスですよね。(ちなみに、P51.の上に絵がありますが、そちらは3/18日になっています) マダムのブログで、予習復習やテキストの正確さを確認する必要性など、教えてもらえてありがたく思っています。甲子の日の伝通院・大黒天も見られて、さらに嬉しさ倍増です!
庵恋様
ココに反応してくださる方がいらっしゃいました(笑)嬉しいです。
確信持てずにいましたが、庵恋様の賛同を得て良かった。
読み込んで行くと見えてくるものありますネ
ありがとうございます
先ほどの書いた→(P51.の上に絵がありますが、そちらは3/18日になっています)は、すでにマダムが指摘していらっしゃるから余計でした。申し訳ありません…。「江戸学事典」や「江戸の暮らしと二十四節気」など、他の本も3/18日とあるので、マダムの言う通りですね。
自分でも再読して分かり難いな~と思いました。
いろんな情報を入れ込もうとした結果だと思います。
反省です。
今後もっと整理して書き込みます