①漢字を音読みすると、3文字(客旧妙…すべて拗音「ヤユヨ」が小文字)38種、2文字(英安逸…拗音を除き2文字目はインツクチキウ)214種、1文字(亜意宇…)62種で、計314種。中国語は複雑で上げ下げもあり約1300種。日本語は「ンや小文字のツ」を除き語尾は母音(あいうえお)。【音節構造の違い】この為、日本漢字音は、中国語に比し同音異字が4倍。貴社の記者が汽車で帰社する{キシャ}→中国語では発音がすべて違うソーダ。
②漢字伝来以前の倭国は文字がなかった(国粋思想家らの神代文字は捏造とされる)。中国で、国名を問われた倭人の「我は…」が由来、中国が作った。文字の意味「背低く従順」を嫌い670年天智天皇が「日出ずる処=日本」と書き、読みは「ヤマト」。唐は音読みで「ニッポン」、せっかちの江戸っ子は「二ホン」にしたとされる。今でも、地名の日本橋→大阪はニッポンバシ・東京はニホンバシ。
③古事記:286年応神天皇に百済の王仁(ワニ)が論語(儒教)と千字文(漢字)を献上=漢字伝来の象徴的出来事。実際には大陸・半島での戦乱(倭も介入)から、亡命や戦乱をさけた指導者が多くの農民や手工業者を連れて渡来、漢字を持込んだ。因みに千字文は250の四字熟語集(夫唱婦随…)で字のダブりなし。後に儒仏受容で漢文識字層拡大。万葉仮名・カタカナ・ひらがな創作、音読み訓読み、国字も作った。
④朝鮮や越南(ベトナム)も漢字文化圏だが、漢字1字につき1音。日本は大陸から異なる時期と経路で伝わり、呉・漢・唐音など、系統の異なる重層的な読みが存在。これは発明は少ないかも知れないが、異文化を何でも取入れて、改良する日本文化の特性と言える。


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