源内さん かわいそう〜〜〜
今夜は源内さん一色でございました
田沼意次は我が身に、家基と松平武元を毒殺したのではないか?と皆に疑われる
手袋を白眉毛の屋敷から回収しようとしたけれど、すでに遅し
真相を探ることは我が身そして、将軍家治に危険が及ぶかもしれないと、究明を断念する、源内にも 家基の死に関する調べはやめるように通告
源内の身を案じて 意次はやめるように諭したのだが、渡された金子をばら撒いて
「こんなはした金で、俺の口に戸は立てられぬ」と
蝉の声が聞こえる 田沼屋敷 安永8年夏a
長屋を追い出され、家賃がただだという「不吉の家」に移り住む
蔦重が耕書堂に何か書いてほしいと、屋敷を訪ねる 何かしら怪しい匂いを感じる
大工の久五郎がタバコをすすめる
田沼様の肝入りで 旗本屋敷の普請のための図面を描くことになったという源内
蔦重に「手袋」の話を始る
そいつをはめちまったら死んじまう手袋ってのがあるわけよ
それを手にしたやつは、なんでか、次々に死んでいくのさ
だけど、その実、言われに乗っかった悪党が気に食わねえ奴を殺して回ってんのよ
旗本屋敷の普請の図面を依頼してきた丈右衛門 大工の久五郎が源内さんを焚き付ける、
久五郎はキセルに火をつけて渡す
源内さんは、人がいないのに話し声を聞く
タバコを持つ手が震えている
目が地走っていて、完全にイカれている感じ
屋敷内を聞こえた声の主を探しながら フラフラと歩き回る
エレキテルの図面を盗んだ「弥七出てこーーい」と家中暴れる
揉み合いになる久五郎と源内先生 後ろから丈右衛門が峰打ち
久五郎と丈右衛門
「うまくいきましたね 話もタバコも」
丈右衛門は久五郎を殺し、源内先生のせいに見せかける
麻薬的作用のあるタバコを勧め、2人は 源内が幻聴を聞くように仕向けたのかもしれない
しかし、源内先生、タバコのせいだと気が付かなかったのか?エレキテルのこととなると頭に血が昇るのか?気づいてほしい・・・
濡れ衣を着せられた源内先生は牢屋へ
田沼意次が牢に源内に会いに来る 田沼自身が来るのはお忍びだったのだろう
話を聞く
なんと ケン・渡辺意次 源内先生を本当に心配して慈しんでいるのであります 屋敷普請の話、上右衛門も田沼は知らなかったし、源内先生を陥れるための殺人だったことに気づいている意次
辞世の句を読み、凍る手を温め 一杯の白湯が差し入れられる
暖かそうに湯気の経つ白湯
飲むでしょう
須原屋・平秩東作・杉田玄白・蔦屋重三郎が、田沼意次に源内先生の身の潔白を上申しにいく、飲めぬ酒を飲み、竹光を刀に差し替え人を殺したと、田沼様は思われるのですか?と詰め寄る
そこに、源内先生獄死の知らせ
忘八じゃないのよ、意次は・・・
上様を守るために、家基・白眉毛の死の真相を究明してはならないのよ
それでも蔦重は田沼に不信感を持ったでしょう これから黄表紙で田沼治世を揶揄するのは仕方ないのかもしれない
源内の屋敷に残った1枚の原稿
「近頃お江戸に流行りしは、死を呼ぶ手袋の噂 そこに目をつけたるは、稀代の悪党 その噂を使い、あちらこちらで人殺し だがその鬼畜の所業に気付きたる男がいた。その名も七つ星の龍 しかし悪党も大したもの、その龍こそを悪党に仕立て上げる 危うしの七つ星。そこに現れたるは古き友なる源内軒 これより幕を上げたるは、そんな2人の敵討」
こんな原稿書いたら、殺されちゃうよおおお
七つ星の龍は意次 田沼の家紋と幼名 源内軒 2人で悪党を懲らしめる話が始まる
田沼意次は悪役を一手に引き受けて苦悩する感じを出してる 今までの田沼意次とは全く違う描き方ですわ
チラリと一橋治済
さつまの芋はうまいのう〜 と言いながら 庭先で血の滲んだ源内先生の原稿らしきものを焼く なんだか 能天気な感じが余計に不気味に見える 一橋生田斗真
ちょっとしか出番ないのに、これだけの威圧感
怖い怖い
朋誠堂喜三二・若い山東京伝 北尾重政
喜三二が恩が恩を呼ぶ良い作品だ〜『伊達模様見立蓬莱』
恩が恩を生んでいくそんな話が良い と言っていた瀬川と蔦重が考えていたお話が本になりました
安永9年正月 版元蔦屋重三郎
喜三二も京伝も北尾重政も、吉原での接待が待っていることだけを考えて戯作を仕上げている様子 楽しそう
蔦重は、”りつ”に浄瑠璃作者の烏亭焉馬を紹介される
烏亭焉馬 江戸検で覚えたな〜 大工の棟梁だったのよね
芝居中の座元の挨拶にヒントを得て、浄瑠璃の中に「耕書堂」を入れてもらえないかとお願いする
安永9年正月 新版名題のお披露目
短冊に外題を書いてつるし 子年の新版 芝居の口上で宣伝する
蔦重だって、いろいろ考えてます 宣伝 広告 などなど


今回は源内先生をからめた政治パートがメインでした
安田顕 源内先生の演技 前半の穏やかに、重三郎に色々ヒントをくれる場面 早口でべらんめえ江戸弁を話す姿 ラスト狂気は迫力ありました
脚本も良いのだけれど、安田顕源内先生もピッタリ お見事でした
次回 新之助がチラり 楽しみです