べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」14回『蔦重瀬川夫婦道中』

前回の放送で、瀬以と鳥山検校の心が通ったのか?と思いきや、お上の沙汰で、鳥山検校らが検挙される なんとこのタイミングでお上のお捌きが始まろうとは・・・ドラマである

今回は 瀬川の身の振り方一色でございました

瀬以はお咎めなしとなり、離縁したのは、鳥山検校の思いを感じる 検校としては、蔦重と幸せになってほしいとの思いだったのだろう
「そなたの望みはなんであろうと叶えると決めたのは私だ」
鳥山検校をただの悪者としないところが、ドラマだ

松葉屋のお抱えとなり、鳥山検校の吟味が終わるまで、女郎の病気療養のための寮に身多く、
そこに松崎という女郎が運び込まれ、瀬川は松崎の身の回りの世話をする(そこでエレキテルが効かなかったことが判明する)

源内さん 弥七がエレキテルの図面を盗み 安く偽物を販売して、本物のエレキテルが売れなくなっていた エレキテル 本当に効果あるの???
源内さんの行く末が暗示されます
源内さんのところにいた ”ひさ” 玉菊灯籠・新之助が手形をとりにきた時にも登場しました この年安永7年(1778)歌麿の高嶋お久(寛政5年1793 この頃17歳位)と関係ある???15年後じゃ関係ないかなあ・・・

ひさ

松崎は武家の娘上がり、両親が座頭金の返済に苦しみ自害したという 鳥山検校に身請けされた瀬川を恨み襲いかかる
松野が自分の身の上を話すと、瀬川も自分は百姓の娘、お武家さまの年貢取立がきつくて、女郎屋に売られたと話す 松崎は鳥山検校の客ではなかったらしい 逆恨みだわサ

大文字屋が神田に大きな屋敷を買おうとしていたが、一方的に取り消されることになる。大文字屋は奉行所に訴え出たが「今後は見附内のとちを買わない」という将門を出すように申しつけられる。その後江戸市中の名主に対しても吉原者には見附内の土地を売らないようにお達しが出ることとなる。
忘八連中激怒!
大文字屋は「俺が大事にしたばっかりに・・・」と頭を下げると、雀踊り以来仲良しになった若木屋の主人が慰める「おめえが悪いんじゃねえ」 四民の外の吉原者は見附内には屋敷を持てないことになる

町役もこなし、運上冥加も収めているのに 吉原者は四民の外として一線を引かれてしまった

これって、本屋仲間 鶴屋喜右衛門らが大文字屋を罠に嵌めたのか????

田沼は当道座の手入れを行い 八検校二句当を闕所不在とする
この不座というのが分からなくて調べる どうも欠官不座の意味で地位剥奪ということらしい

家基は、田沼の言いなりになる家治にキーーーーーっ 爪を噛む
政治パート少ないですが、緊張感があります
来週 大きく動きそうです

田沼 良いお年をお迎えください ニヤ してやったり

瀬川がお咎めなしとなり、喜んだ蔦重は一緒に本屋を一緒にやろうと抱きしめる
瀬川と蔦重 束の間の幸せ

めぐる因果は恩がいい 恩が恩を生んでいく 

身を引く瀬川
蔦重の妻は瀬川ではないことは配役の配信でわかっている

瀬川は検校同様、人の心を読みすぎる、ことの成り行きを読みすぎる力が備わっていたのでしょう

忘八おやじ様たちの和歌の会
それぞれ、和歌を読むが、訳が画面に表示される 面白いっ
蔦重が店を持つ方向に、皆々意見が一致 駿河屋も仕方ないか〜の雰囲気に

蔦重が瀬川と世帯を持つと話すと、「瀬川も襲われたように 検校のことをよく思わない奴がたくさんいる 蔦重の横で笑顔で瀬川が本を売っていたら」と話す。駿河屋の2軒先に耕書堂を出すつもりだが、「大門の前にも外にも番所があるから安心だと・・・」「いつかお捌きをひっくり返すためにも」
いつかお捌きをひっくり返すとは、四民の外と言われたのは忘八たちの里だから、四民の外が嫌ならば内から変わらなければならない 瀬川を厄介者として放り出すのではなく 面倒を見たと示すことだと
駿河屋は 「花魁を守りぬけよ」と店を出すことと瀬川と世帯を持つことを承諾してくれた。

もしも 瀬川がこのまま蔦重の妻となっていたら、大きな本屋になった時、蔦重の妻は”あの鳥山検校に身請けされた瀬川”とずっと言われ続けるだろう 皆が知る検校の悪行を自身が襲われたことで身にしみた瀬川 蔦重の夢を邪魔してはいけないと思う瀬川 
蔦重は瀬川の全部を背負い込んで出発しようとして、駿河屋のおやじ様にも承諾を得た
これが正解だったのか?涙涙涙でございます

瀬川は、蔦重の元へ行くつもりで、荷物をまとめ始める
除夜の鐘を聴きながら考える 青楼美人合鑑を見ながら考える

明けて正月 瀬川は「知り合いの店を手伝うことになった」と手紙と蔦重にもらった本を置いて出ていった。

おさらばえ



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