「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺」5回 「蔦に唐丸因果の蔓」

鱗形屋から蔦重に文が届く 

鱗形屋の改にならないかと 書かれていた。蔦重は自分が苦労して作った本、摺物を鱗形屋で売ってくれるとはいえ、その板木が鱗形屋のものになってしまうのは受け入れられない。

源内がヨレヨレになって、蔦重の前に現れる、秩父中津川の鉱山で鉄を掘り出していたが10年かけても、鉄は思うように出なかった、そこに事故が起こり、出資金千両を返せと、平秩東作を人質に取られてしまう。

源内は鉄を取るときに出る炭を扱い商売をすることを考え、蔦重に炭屋の株を手に入れたいと相談。吉原 親父様の紹介で炭の店を買い取る話を進める・

自由に生きるとは、わがままに生きること
「自由に生きるってのは、そうしたもんでさ わがままを通してんだから、きついのは仕方ねえよ」

蔦重と源内が歩く、本所あたりか?江戸の人々の装いが見られた、唐辛子売り 花売り・・・

横で見ている、蔦重は 自分も本屋の株を手に入れて株仲間に入ることをを決意、源内に須原屋市兵衛を紹介してもらい、株のことを相談する。

書物問屋には株仲間はあるが、地本問屋には正式な株仲間はないと聞く、蔦重が買うことのできる株はないわけである。

地本問屋の仲間とは株仲間ではなく、単なる仲間うちの仲良し仲間だった。
須原屋にどうすれば良いか相談すると、どこかに奉公して、認められて暖簾分けをするのが良いと勧められる。

蔦重は、鱗形屋の「改」になることを決意する。

田沼意次の屋敷 源内は炭の販売のための出資金500両を田沼に頼む 

礼を言う源内 田沼は逆に礼を言う 幕府がなすべき事業に励んでくれて、商いが盛んになり民が潤えば幕府の収入が増える
いっそ、国を開けば、(開国)異人と貿易ができる、異人が相手にするのは 由緒ある家柄でも先祖が偉いでもない、話ができる奴である。米俵で商いをするのではなく、金銀銅でやるもんだと・・・


謎の顔に傷のある男が、駿河屋の前をうろつき、唐丸がソワソワ
次郎兵衛が「蔦重何か大きなもの買ったか? 銭が少ないような気がする」
「俺が買ったのかな〜」
次郎兵衛は、駿河屋の長男 何かと憎めない良い奴のように描かれてます。

翌朝、空丸は銭箱ごと行方不明
夜、奉行所同心が、駿河屋へきて、顔に傷のある男が土左衛門で見つかり、懐に蔦屋の貸し本が入っていた。 顔傷男は盗人の一味だと噂される。

唐丸役の子役がなんとも可愛く、ここで終わりなのが寂しい

明和6年には平秩東作や 大田南畝などが 唐衣橘洲主催の狂歌の会が開かれている
明和9年の目黒行人坂の火事の年に 田沼意次 側用人➕老中に就任
安永2年 武蔵秩父郡中津川鉄山の開発が始まる

明和9年の南鐐二朱銀の流通は困難で、まだまだこの頃 主に西国の両替商や商人の抵抗に遭っていたはず
田沼は鉱山開発だけでなく、殖産興業やら蝦夷地開発 いろんなことに手を出す それもこれも全て、幕府の収益上げようとしているのでありました。

まだ、鉱山関連で平秩東作は出てきたけど大田南畝出てこないな〜
すでに 狂歌の集まりが始まっているのに、出てこないな 戯作者や狂歌師たち
朋誠堂喜三二は オープニングロールに名前が出てくるのに、どこにいるのか?
毎回うウォーリーを探せ状態

今回は、源内の活躍を見て、須原屋市兵衛の助言で蔦重が、鱗形屋の改になることを決める唐丸の失踪がメイン

それにしても源内先生、当時は奇抜な行動で、訳わからない天才と思われたでしょうな
発明、戯作 鉱山開発 絵画 いろんなものに手を出して、それなりに出来てしまう
そして、安田顕 源内 カッコいい これは現代に生きる私の感想

花の井と蔦重が九郎助稲荷で話す場面
二人で、空丸の物語を作りあげ、 突然現れた唐丸を「謎の絵師として売り出す」と・・・

写楽ジャン

まだ 歌麿説を曲げてない madamです



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