①漢字の起源は紀元前14世紀の甲骨文字。既に3千年以上使われている。漢王朝(紀元前後4百年、三国志や卑弥呼の時代)とは無関係。現代では漢民族の話し言葉中国語の書き言葉が漢字とされる。
②漢字という呼び方は、使用する人の外側から発生した。中国を支配した異民族が独自文字を持っていた場合(モンゴル系契丹など)、区別の為漢字という呼び名が必要だった。
③日本の「発心和歌集(1012)」に「梵語は天竺(印度)・漢字は震旦(中国)」との記載がある。これは漢字は、最古の使用例、従って漢字という熟語は日本語との学説がある。
Comments
“漢字学テキスト拾い読み” への7件のフィードバック
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戦後、米国のGHQは日本に対して、漢字を廃止して、ローマ字を使わせようとしたということを聞いた。漢字は難しくて、日本には読み書き出来ない人が大勢いるだろうと考えたらしい。ところが、実際にテストをしてみると日本人のほとんどが(義務教育しか受けていない人でも)漢字の読み書きができることがわかって、日本語のローマ字化はとりやめになったという。
隣国の韓国は、戦後、漢字の使用をやめ、ハングルを使うようになった。そのため、同音異義語の区別ができないという弊害あるという。漢字であれば見ただけで同音異義語を判別できるのに、ハングルでは前後の文脈をたどらなければ同音異義語の区別ができないという。また、学校教育で漢字を教えなくなったことから、漢字を知らない世代は、過去の文献を読んで理解することができなくなっているという。
漢字の本家(?)である中国(中華人民共和国)は、本来の漢字を簡略化した簡体字をもちいるようになった。簡体字は書きやすく、覚えやすいかもしれないが、本来の漢字がもっていた美しさは失われているような気がするがどうだろうか。
本来の漢字が生き残って使われているのは日本だけだといえるのではないだろうか。漢字、ひらがな、カタカナをを巧みに組み合わせることによって、日本語の豊かな表現が生まれ、複雑な情報を正確に伝達できる。戦後、漢字が廃されなくて本当に良かったと思う。
コメントが長くなって申し訳ない。
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凄い 漢字に関するだけでこんな歴史があった ローマ字にならなくて良かった 韓国はハングルの中に漢字も入れたら良いのに
漢字ひらがなカタカナの日本の文字文化尊い
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日本も戦後、簡略化したが、台湾には戦前の日本と同程度の漢字が、使われている。
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妻が書道の師範への昇格試験で、漢字の書体の歴史に関する論文提出がありました。漢字は奥深いです。
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台湾の旧字体=臺灣(漢検1級問題)では、日本統治下の漢字が今も生きている。日本の漢字簡略化の歴史は、江戸時代後期(アヘン戦争の清敗北が引金)から始まり、明治になると欧州の表音文字の必要性が叫ばれ、福沢諭吉らの制限論・言文一致体・文部省の字体整理案・常用漢字・標準漢字等が議論されたが、右翼等の反対でなし崩しにされた。戦後、当用漢字・常用漢字・人名漢字・JIS漢字が、整備され今日に至っている。
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台湾では旧字体の漢字が使われているのですね。台湾有事で、中華人民共和国に統合されたら、簡体字の使用を強制されるのでしょうか。
話が横道にそれますが、昔(1984 ~ 1993)、外資系のコンピュータ会社で働いていた頃、米国製のソフトウェアを日本語が使えるように拡張するのが主な仕事でした。英語のアルファベットは、大文字、小文字、数字、特殊記号を合わせても1バイト(8ビット)で表現できますが、漢字はJIS漢字の第1水準だけでも2965字あり、1バイトでは表現できず、2バイトで表現するため、そこから派生するさまざまな問題がありました。
注:コンピュータでは、情報は2進数で表現します。1ビットでは、0か1の2種類の情報を表現できます。1バイト(8ビット)では、00000000,00000001,00000010,……..,11111111 の256種類の情報を表現できます。
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西洋の言語を、日本語に翻訳するとき漢語で訳語を作った。有名な解体新書の医学・科学用語が中心。明治になり西洋の文物・知識が輸入され大量の漢語が出来た。当時の洋書の漢訳語を借用するほか意味を理解して、漢字をあてて沢山、造語された。神経、酸素、法律、恋愛、現象、主観、抽象etc.
漢字がない国は西洋の言語のままで受け入れるしかなかった。アジアで先に近代化した日本の漢語は中国などへ輸出された、因みに「人民共和国」は、日本で作られた漢語です。


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