江戸仲間zoom勉強会『新井白石「折たく柴の記」』完読

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江戸仲間と毎週zoom勉強会 新井白石「折たく柴の記」完読しました
自分の都合で勉強会を別日に変更してもらうことしばしば
予習も大変 

まずは3人で決められた所を音読 その後書かれている事について、調べてきたことを言ったり、妄想したりしてwおしゃべり
仲間が調べてくれることをいい事に、とにかく 決められた所までは読み進めようと必死についていくだけでございました。

新井白石は6代将軍家宣 と7代将軍家継(幼少)に支えました 将軍になる前の甲府徳川家綱豊(家宣)の侍講として間部詮房と共に正徳の治を行いました

”正徳の治(しょうとくのち)は、1709年から1716年の間、江戸幕府において、6代将軍徳川家宣、7代将軍徳川家継のもとで、儒学者新井白石が進めた文治政治である。5代将軍徳川綱吉の政治を立て直すため、貨幣の質を戻したり、貿易を制限したりした。”

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その白石が、職を退いて享保元年から描き始めた随筆(享保元年4/30家継没)

随筆といえども、自身のことはほとんど描かれていない 
感じたことを書いてもらえれば、もっとわかりやすかったろうに・・・

白石の記憶をもとに(多分別の日記等々をみながらだと思われます)あれこれと、あったことを時系列抜きで書き綴られている。
家宣への忠信はもう信仰に近い、家宣は白石から学び白石を信頼していたように思われます。

家宣 家継の時代はまだまだ法整備が未熟で 吉宗の時に成立した『公方御定書』 町火消しも吉宗時代、町奉行大岡忠相により定められた。

長い江戸時代 この頃は まだまだ初期 家康が整備した諸々にちょっと足したくらいの不安定な時期だった。

出るべくして8大将軍吉宗登場だったことがよくわかります。

最後に間部詮房のことが書かれている、白石は私情一切書いていませんが、間部については書き残さないとならないと考えたのでしょう。

個人的にはお付き合いしたくない白石ですが、『折たく柴の記』を残した功績は大きいと思われます。

週一で頑張った勉強会ですが、今後は月一で、続ける事になりました。
私としては、続けてもらうだけでも有難い

そもそも家庭内が忙しく、予習をしないと全く江戸についての勉強をしなくなってしまいそう・・・

頑張りました〜

勉強会の変遷

・春告鳥(為永春水) 2020.4~9
・浮世風呂(式亭三馬)2020.9~2021.4
・東海道中膝栗毛(十返舎一九)2021.9~2021.10
・遊子方言(田舎老人多田爺)2021.10
・甲駅新話(大田南畝)2021.11
・古契三娼(山東京伝)2021.11
・傾城買四十八手(山東京伝)2021.12
・繁千話(山東京伝)2021.12
・浮世床(式亭三馬) 2022.1~3
・折たく柴の記(新井白石) 2022.4~2022.10

予習したことを書き残そうと、初めは試みましたが、もう手一杯で途中頓挫 ご容赦下さい



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