古契三娼

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今回からリモート勉強会(11/19 金) 2回に分けて 【古契三娼】山東京伝著

テキスト 洒落本滑稽本人情本 日本古典文学全集 小学館

テキスト洒落本の前解説によると、鶴屋喜右衛門版が初版 現存しているのはほとんどが、蔦屋重三郎版。(書林/通油町蔦屋重三郎)

蔦屋重三郎が通油町に店を出すのが、天明3年 作品が天明7年 鶴屋から出版していたものを蔦屋が出版 蔦屋の登り調子の時の出来事だったのだろう。

口絵は北尾政演 山東京伝本人 自前でやっている(笑)

長屋隣 遊女上がりの三人の会話

前説に たくさんの新道が出てくる。 新道とはなんぞや???

<江戸の街の道路>
大通り、横丁、新道、路地の区別の一例。大通り沿いには大店、横丁沿いには小さな商いの店などが建ち並んでいた。

http://machi-roji.com/roji/whats_roji.htmlより

 

 稲荷新道 楽屋新道 薬師新道 不動新道 猫屋新道 厩新道 観世新道 狩野新道を 木下先生の重ね絵図に落としてみた。

細かいところはよくわからないけれど、名所図会や切絵図を参照に大体の場所は探し当てられた。

木下先生の新重ね絵図は江戸城の周辺も作成してくださっているので、全体を把握するには丁度良い

重ね絵図で新道を探していると山東京伝の屋敷も見つけることができた、狩野新道は狩野探幽の屋敷の裏だった。

さすが重ね絵図

架空の「きんご新道」で、吉原・深川・品川の遊女上がりの三人がおしゃべりをする。

内容については次回〜



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