式亭三馬「浮世風呂」勉強会を週一で開催しています。

その中で 発見と言ってもメンバーに教えてもらったり、アーダーコーダー言って皆で調べたこと。

白濁点

「浮世風呂」序章的なところにこんな記述がありました。

凡例
常ににごりうちたる外に白圏(シロニゴリ)をうちたるは、いなかなまりの詞にて、おまへがわしがといふべきを、おまへが(注一)わしがといへるがぎぐげごの濁音としりたまえ。
(注一) 白濁点を打ったのは、それぞれga/gi/gu/ge/goの発音を表す

浮世風呂 新日本文学全集

本上のがぎぐげごに白濁点を打ったものは、ga/gi/gu/ge/goと発音すること。
このように発音するのは、田舎なまりの詞である。
と言うわけ。

そうなのかな〜と読み進めていくと、先回読むのに苦労した、三助が薯蕷が鰻になった話をする場面で、白濁点が多く出てきました。

画像のように、白濁点が見られます、そして注意するとフリガナにも、白濁点あります。
全然気がつかなかった。
現代ではアナウンサーなどが美しい発音として、ga/gi/gu/ge/goが使われると思ってましたが、当時は田舎詞であったのです

この文章の中の白濁点に気がついたメンバー 凄し!!!

石榴口

江戸検の勉強をしたことがある人は、湯屋の石榴口と言ったら、
山東京伝作「賢愚湊銭湯新話」(けんぐいりごみせんとうしんわ)のこの絵を思い浮かべる。

石榴口とは、湯船に入る入り口、当時薪が高かったので、お湯が冷めないように入り口を狭くして湯が冷めないようにする工夫だった。
試験にもでて、なぜ「石榴口」?

《鏡磨きにザクロの酢が必要とされたところから、「鏡要る」に「屈み入る」をかけて出来た名という》江戸時代の浴場で、洗い場から湯ぶねへの出入り口。 湯の冷めるのを防ぐために、洗い場と湯ぶねとの間に、下部をあけて板を張り、からだをかがめて出入りするようにした所。

goo辞書

この破風の形が一般的だと、思い込んでいた。

守貞漫稿を確認すると

破風型の石榴口は江戸ではまれとあります。多くは華表(神社の鳥居)の形だったと・・・
京阪では石榴口と言う名を知る者は稀、江戸では皆石榴口と言う。
とあります。

つまりは、江戸の湯屋の石榴口は、鳥居風が多かった。山東京伝の石榴口をはじめに見た刷り込み状態になってました。そう知って、画像を検索かけると、鳥居型の石榴口出てきます。
北斎の組み上げ灯篭は男湯は破風 女湯は鳥居になっています。

江戸の石榴口は鳥居型が多い



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