『春告鳥』為永春水 五編 巻之十五30章(最終回)

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online勉強会「春告鳥」最終章 9月14日13:00~
いよいよ最終回でございます。

【春告鳥】 30章

病気全快の梅里さん、お熊の家で皆さんで酒盛り
皆とは梅里・お熊・お玉・お中・途中で座敷から帰って来たお花

ニコニコ顔で、梅里さんは、お中に明日お見合いに行ってもらうと・・・
焦るお玉(笑)
お中は忠之丞という武家の次男(先君の側室に上がるはずだった千鳥と恋仲になり、梅里に匿われお熊の家に娘姿で居候) お玉とお中はいつの間にか恋仲になっているわけで・・・

その後、梅里さんの説明
相変わらずフラフラしている鳥雅を、祖母の独断で嫁を取り、分家させる。鳥雅さんに否応無しで祖母が嫁を決めると言う。
そこで鳥雅さんとお中(忠之丞)を見合いさせ、祖母と母に見てもらう。
嫁入りしたら、娘を入れ換えてお花(お民)を嫁にしちゃうと言う算段。

結局うまく行って、お花は鳥雅さんの嫁になりました。チャンチャン

挿絵 見合の場面
お中はお玉の着物を借りてお熊に綺麗に着せてもらう。となりは梅里さんか?
祖母の着物 羽織りが嫌に衣紋を抜いていないか?
母40代・祖母60前か(想像)

鳥雅・お民の新居 どうも玄関らしきところの横の壁がよくわからない。町人家だから玄関では無いのだろうけれど、
蝿帳らしきもの、何が入っているのか?

解説も読んだのですが、この続きは「籬の梅」に続く 
そのあらまし
お話と結婚した鳥雅は実の姉妹と言うことが判明した薄雲と小浜を別宅に住まわせ、忠之丞と結婚式したお玉はかつての恋人千鳥ともむつまじく暮らすと言う結末。

春水の人情本は 悪人が出てこない、粋な女性たちがそれぞれ幸せになると言う結末
春水の人情本については別に、記事にしたいと思ってます(いつになるか?)

音読しながら3人で、色々と学びましたワ
楽しかった
当初、場所を借りて勉強会を予定していましたが、コロナの関係で 4/22からonline勉強会に変更
途中、急な用事やアクシデント(主に私)で延期になったり中止になったりしましたが、最後まで読み終わることができました。
かえって、onlineの方が直ぐに手持ちの資料を見たり、見せたりすることができるので、良い面もありました。
浮世絵に詳しい1人 文学に詳しい1人 そして私は聞くばかり・・・
3人は江戸検関連で知り合いました。

次回からは「浮世風呂」です。
これ 楽しいんだけれど、読むのが大変 江戸弁なのであります(笑)さてさてどうなりますか???



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