江戸時代からの老舗とコロナ

江戸時代からの老舗とコロナ

●現存する中では日本で最古の弁当屋
時に文化7年(1810年)、越後生まれの樋口与一という男が日本橋の魚河岸に「樋口屋」という食事処を開きました。盛りのよさが評判で繁盛していましたが、時間のない魚河岸の人たちは、せっかく食事が出てきても全部食べ切る前に席を立たねばなりませんでした。
そこで、残った料理を経木(きょうぎ)や竹の皮に包んでお持ち帰りいただいたところ大好評で、持ち帰り用を所望するお客様が増えていきました。これが、弁松の折詰弁当の始まりなのです。

二代目竹次郎の時代には、最初から竹皮で包んだ弁当を販売するようになり、三代目松次郎のとき、食事処から現存する中では日本で最古の弁当屋になりました。

http://www.benmatsu.com/

もう、ご存知かもしれないけれど、文化7年から続く日本で最古の弁当屋さんが倒産した。
ニュースには
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猪飼社長は、「コロナで辞めたとは言いたくない。だが、歌舞伎座も新橋演舞場も休演で、電車に乗ってまでお店に買いに来るのは難しい。コロナでお客様にお別れができないのが残念。コロナを恨みます」と語った。
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とある。
悔しい思いだっただろう。

江戸散歩や講座で、弁当付きとあって、何度か弁松のお弁当をいただいた。
江戸検で、はじめての弁当屋という触れ込みで覚えた記憶がある。

江戸仲間といろいろな老舗に勉強と称して、食べに行った。
下記のすき焼き【江知勝】鬼平犯科帳の「五鉄」のモデル【かど屋】も廃業となった。
コロナの影響ではないものの、老舗ならではの経営不振は免れなかったようす。

コロナ騒ぎとは関係なく老舗の廃業、倒産が続いた、
それに加えて、コロナの影響は多大
体力のある企業さえ、コロナの影響で危うくなっている現在、古くからの家屋の維持は大変だろうし、経営状況を考えると致し方ないのだろう。

緊急事態が発令され、食料品と薬屋さん以外は、自粛している店が多い。
市内では、ほとんどの飲食店が営業をしていない。
が、最近、町中で、お店の前でお弁当やお惣菜を販売する、いわゆるテイクアウトを始める店が多くなった。
子供が学生時代にアルバイトでお世話になった、昨日記事にした【鳥昇】もテイクアウトを始めた。

店側も行き残りをかけて決死の覚悟なのだろう

Uber Eats(ウーバーイーツ)
提携飲食店の料理を、提携配達員が届けてくれる。新しいスタイルのサービス
アプリ1つで、もちろん配送料はプラスされが、料理を届けてもらえる。

このような新しいサービスと、老舗となると勝敗は明らか
そして、ウーバーに登録してあるお店でさえ、コロナに勝てるかどうかはまだわからない。

老舗の店舗が持ちこたえてもらえるように、祈ってます。



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