江戸の園芸熱 〜浮世絵に見る庶民の草花愛〜

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たばこと塩の博物館
江戸の園芸熱 〜浮世絵に見る庶民の草花愛〜
浮世絵も、園芸関連で見ると、こんなにもたくさん集まる。それだけ、園芸は日常的にに江戸の人たちの側にあったのでしょう。
植木売り、鉢植え、歌舞伎役者と植木などを展示しています。江戸から明治期にかけての、実物植木鉢の展示あり、盆栽美術館からの貸し出しでした。

(先日、盆栽美術館行った時に、非公開だった〜)
「陶磁史から見た植木鉢とその魅力」
日時:2019年2月3日(日)午後2時~
講師:佐久間真子(愛知県陶磁美術館 学芸員)
会場:3階視聴覚ホール

参加しました、大盛況満員御礼でした。

やたら植木鉢に詳しい先生、質問にお答えになった印象的一言

「鍋島焼きとして紹介されている、鍋島藩のお殿様が焼かせたという焼物 本物は見たことがないとの事…」でした。

江戸検12期会で、話題になっていたのですが、実は本日行こうと思っていたわけではありませんでした。友人が、講座の整理券ゲットしたとのSNSを見て、私の分もお願いしました。

便利な世の中になりました。

 

ソラマチでアイスを食べて 浅草古市庵で恵方巻きをゲットして帰宅〜

 

 

 



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5 Replies to “江戸の園芸熱 〜浮世絵に見る庶民の草花愛〜”

  1. 小ツル

    マダムさま
    おー、江戸検一級で、園芸にも造詣深いマダムさまには
    ぴったりの話題ですね。
    1月2月は面白い展示が目白押し。
    マダムさまのブログでなんとか雰囲気だけでもゲットです

    1. マダム

      江戸の園芸は、鉢が素敵。浮世絵に描かれている鉢 テキトーに書いてあるのかとおもってたら、実際に展示してある鉢を見ると結構ちゃんと色付けしてあって立派なものでありました。
      これほど たくさん浮世絵に描かれているので、園芸は江戸の人たちの生活の一部になっていたのだと思います。
      さいたま市の盆栽美術館に史料がたくさんあるのに、いつも公開しているわけではない・・・公開してくれたらもっと人がたくさん来るだろうにと思うのですが・・・

      小ツルさん、お休みの日はゆっくりされるのかと、思いきや 
      常にお出かけしていらして、強靭な体力の持ち主ザマすわ〜(尊敬のまなざし〜)

      1. 小ツル

        休日のたびに出かけるのは私より少し若い夫が
        せっかく運転したがっているので
        のっかっているのです。
        鉢はどこの焼き物が多かったのでしょう?
        しのぶ草とか、フクジュソウのような
        花や植物の振り売りは
        今戸焼きの素焼の小さなものに
        今戸の人形を乗せて売り歩いていたようですが
        「園芸」として絵に残っているということは
        絵付けや釉薬のある立派なものですよね?

  2. マダム

    絵付けも鮮明でありました。
    大名や豪商などが注文して焼かせた植木鉢も多かった様子
    もちろん今戸焼なども売り歩く植木には使用されていたようです。
    愛知県陶磁美術館 学芸員の先生の話だと、史料はあまりなく浮世絵から研究をすすめるようなお話でした。瀬戸焼も多いらしい 植木同様に参勤交代などで地方に散らばったらしいデス
    講座の資料を見ると、植木鉢の産地は ・肥前(有田)・京都・薩摩(明治以降)・常滑・瀬戸 などのようです。

    1. 小ツル

      ふむー、ありがとうございます。
      関東周辺には無さそうなんですね。
      薩摩の殿様なんか、中国産の密輸品など
      所有したかもですね。

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