雲研究者 荒木健太朗さんと歌川広重 広重が描いた江戸の空

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太田記念美術館✕銀座蔦屋書店トークシリーズ
第一回:雲研究者 荒木健太朗さんと歌川広重「広重が描いた江戸の空 #銀座蔦屋雲の会」

参加してきました。

写真撮影OK ツイッターを利用してお話中にもツイートして宣伝して下さいとの司令www

お話を聞くだけで、手一杯。ツイートまで、できませんでしたが、ツイッター画面は見ていました。

先日 太田記念美術館『広重名所江戸百景』みてきたばかりだぞぉ〜気合が入りますwww

若者たちは、イベントのお話を聞きつつ、現場の状況を的確に言葉にして伝える。一度にいろんなことを同時進行させる。

マダム的お年頃の硬い頭では、目の回る状況でございました。

ツイッター #銀座蔦屋雲の会で検索かけて下さい。マダムの画像バッチリ出てきますwww

こんな活用の仕方でのイベント楽しいですネ いいわ〜

  

参加者は気象関係 荒木先生のファンの方々が多かったと思われます。

広重の絵を中心に浮世絵に描かれた、雲の状態をお話してくださる。荒木先生がチョイスした浮世絵で説明がありました

浮世絵目的で行きましたが、日野原先生圧倒されてましたw 必死で浮世絵の話に戻そうとするのですが、荒木先生のパワー凄し!

例えば梅屋敷の赤い空は梅の季節なので2月ごろ大気が汚れていて 黄砂などのエアロゾルで空が濁った夕焼けでは?と・・・

広重の絵は、気象学的にはかなり忠実に描かれているようです。

今まで、赤い空は広重の演出だと思っていました。

国定『二見浦曙の図』 これは国定の演出や誇張ではなく、忠実に空の状態を描いているのだそうです。薄明光線と言い、実際にも普通に見ることができるらしい

北斎 『甲州三嶌越』富士山の上には笠雲 これがでると天候が荒れる その脇はシルバという雲
シルバ(シルバニアファミリー的な?という先生の発言 シルバは森という意味だそうです)でかなり湧き上がっていました。

 

お伝えするには情報過多 素晴らしいイベントでございました。

雲や空に関心を持つ導入だけにとどまらず、深い知識に裏打ちされた情報、浮世絵の中の雲は実際にある色や形を再現していることを学びました。
初心者も、雲上級者も楽しめた浮世絵のお話だったのではないでしょうか?

日常でいろんな場面で空と雲に関心を持つことができる
雲に全然興味のない私にも荒木先生の目的は達成されましたデス

 

ご一緒した友人は雲も浮世絵も勉強しているので、もう終わりの頃には泣きそうに興奮しておりました。



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2 Replies to “雲研究者 荒木健太朗さんと歌川広重 広重が描いた江戸の空”

  1. マダムさま
    すごーい!これは面白いですね!
    広重がそこまで忠実とは思わなかったとおもう、誰も。
    五十三次も行かずに描いた説濃厚だし。
    でも江戸百の時は地震からの復興のために
    死力を尽くした、と読んだので
    江戸の空についてはきっと忠実だったのね~~。
    聞きたかったなあ、
    できたらまた詳しい解説を!!

    1. マダム

      小ツルさん
      版木に乗せる色に、制限はあったものの 思っている以上に演出ではなかった事がわかりました。
      広重は火消しの家に生まれた事は有名ですが、火の見櫓に登って 江戸の空をよく見ていた。
      その景色を、浮世絵師になってから描くようになったのでは?と…日野原先生談
      江戸と浮世絵の話は、やっとこさ付いていけたけど、雲の話はへーーーって思うだけで、名前とか現象とかフーーーンと感心するばかりでございました。

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