楽日6日間連続読み「畔倉重四郎」完全通し公演【神田松之丞】 

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毎晩 夜のお仕事と称して 6日間連続読み「畔倉重四郎」完全通し公演 通いました。

これまで生の講談は2回ほどしか見たことがありませんでしたが、江戸の人たちの楽しみの一つであった、講談の本来の姿 連続で講釈を聞くことを体験したくて 通しチケット買いました。

講談も歌舞伎も、長い演目の中の1場面を演じることが多い。

今の寄席の場合 時間制限もあるし、お客の要望も考えると、どうしても楽しめる演目がになってしまう。

昔からの講談の姿は、長い講釈の中には、時には面白くない話もあるだろうし、講談師の体調の悪い場合もあるだろうと思います。 6日続けての遠しの演目の場合、少しは感じがつかめたのではないか???と、満足しています。

トクトクと語る場面、臨場感タップリに、乗り出して声を振り絞る。

優しい目をして、色っぽい女将さん、女郎を演じる。盲目の者をお得意とする松之丞様

演者も気をはり、体調をくずさぬ様、そしてお客様に喜んでもらえる様、きっと細心の注意を払っていた事と思います。

 

会場 レフカダ新宿 満員で100名 キツキツ状態 一人でもインフルがいたら、全員うつるであろう恐怖w 通し券は80枚 残りは単発券か当日券でした。

集中の妨げになると演者様のご要望で、

*咳き込んではならぬ
*飴の包装紙の音も許さぬ
*居眠り厳禁
*席での横揺れも禁

眠気防止対策か???会場は暖房が入っておらず、寒い・・・・
スタッフは上記の条件のフォローのためか? のど飴 お菓子 カイロを配る・・・www

極悪人が人を何人も殺す話なのに、6日間か終わると、清々しい達成感さえ感じられました。私って変???

江戸の勉強してきたことが、沢山出てきて嬉しかった。

木下先生も講談をなさるんですよね (余談)

今回演目 畔倉重四郎あらすじ&登場人物 いたちや特設ページ

畔倉重四郎あらすじ&登場人物

昨日やっとこさ読み終わった 『荒木又右衛門』(伊賀上野鍵屋ヶ辻の決闘)なんぞは 毎日30分講釈して1か月かかるそうです。 聞いてみたいデス

 

再来年 『天一坊』か???とおっしゃっていらっしゃいました。楽しみにしていまっする。

すっかり 通し講談のファンになったマダムでございます。

 



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2 Replies to “楽日6日間連続読み「畔倉重四郎」完全通し公演【神田松之丞】 ”

  1. […] 1月に神田松之丞 通し講談に通って以来の講談。 […]

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